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もちろん

新たにレンタカーを

鍋島は借りることもできた。


しかし


せっかく

大金を得たのに

交通事故に遭ったら

元も子もないからな!

鍋島は笑って

駅に向かって行った。


もう現金は

圧縮してあるので

鍋島の手には

小さなバッグ一つだった。


鍋島の言う通り

公共交通機関の方が

事故に遭う確率は低い。


俺たちとは違って

鍋島は組の奴らには

面は割れていないので

安心して移動できるんだ。


ただ

俺たちの方は

公共交通機関よりは

車の移動の方が安全だ。


どこかに

定住してもいいと

鍋島がOKを出すまで


俺と明宏は

ワゴン車で移動して

逃亡の旅を続ける。


そんなわけで

鍋島の乗っていた

ワゴン車を引き継いで

俺が運転することになった。


車内には

奪った現金は

もう無くなっていて

明宏の女装用品だけだ。

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