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たとえ

30年分割で貰う方が

はるかに高額になっても


それまで

生きているかは

自分でわからない。


さらには

分割支払いが

なにかの事情で

途中で滞るかもしれない。


それならば

たとえ少なくなっても

今すぐ貰った方がいいと

多くの人たちは考えるようだ。


しかし

鍋島の場合は

分割払いの方が

ありがたいという。


その理由は

自分は20年後や

30年後も生きていると

鍋島は信じている。


それに

俺や明宏は必ず

約束を守ってくれるとも

鍋島は信じているようだ。


さらには

毎年収入があった方が

気分的に安心できるという。


というわけで

俺たちは約束通り

鍋島へ来月からは


5か月に渡って

毎月1000万円を

計5000万円を渡す。


その鍋島への

支払いのための口座も

明宏は作るという。


俺のための

架空名義の口座も

作ってくれるそうだ。

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