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俺は元来
手先は器用な方で
今後、勉強すれば
調理師免許とか取れるだろう。
移動販売車の
仕事を舐めいないが
学歴は不要であろう。
なので
俺には向いていると
思えてきたんだ。
将生兄貴!
本当ですかい?
と
明宏が驚いて
俺を見つめてきた。
女装時の明宏は
俺のことを常に
将生さんと呼ぶ。
それなのに
将生兄貴と口に出たのは
よほど驚いたからだろう。
おそらく
移動販売車を
2人でやろうというのは
明宏は半ば冗談だったんだ。
しかし
俺が真顔で
乗ってきたので
びっくりしたんだろう。
ああ本当だよ!
ほとぼりが覚めたら
鍋島に相談してみるよ!
俺には勤め人は
難しいだろうから
フリーの仕事の方が
向いているだろうから!
と
俺は明宏に答えた。
すると
明宏は俺に
無理してまで
働く必要がないという。




