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ただ普通に
穏やかに暮らせればいい。
逃げ切れたら
俺は新たな戸籍で
働くことも考えている。
俺だって
少年院を出てから
二年間は建設現場で
真面目に働いていた。
なので
汗水垂らして
働き稼いだ金で
食べる食事の美味しさ。
それは
よくわかっている。
その生活を
則夫に騙されて
暴力団に入って
俺は失ってしまった。
それから
一年以上経って
もう自分には
真っ当な生活に戻るのは
無理なのかもしれない!
と
俺は半ば諦めていた。
人生、お先
真っ暗であった。
しかし
明宏に誘われて
今回の計画を行い
俺にも今後
真っ当な生活に
戻れる可能性があるんだ。
俺たちが奪った
大金は汚い金である。
ただ
お金には変わりなく
俺や明宏の今後には
便利だし役立つであろう。
俺や明宏が今
いいホテルに泊まれるのは
汚い金のおかげでもある。




