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疑い深い性格の
明宏は鍋島のことを
まだ完全には信じていない。
しかし
俺たちと鍋島とは
もう一蓮托生であり
運命共同体である。
逃がし屋としての
鍋島のスキルを信用して
全て任せるべきである。
少なくても
鍋島が半年後に
タイに移住するまでは
俺と明宏は
奴らから逃げ切るために
鍋島の指示通りに動くべきだ。
今後1ヶ月は
俺と明宏は1ヶ所に
定住すべきでないと
鍋島には言われている。
俺と明宏は
海外ではなく
日本に定住するつもりだ。
おそらく
鍋島は1ヶ月ほどで
俺たちの新たな戸籍を
見つけてくれるはずだ。
そうなると
俺も明宏も
今とは別人となり
その後の
人生を共に
生きていくことになる。
今のように
仮名でなくて
本名となるから
姓も別々となり
俺たちが兄妹として
生きることはできない。




