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たとえば
あの日の夜に
夜勤番の奴らは
酔っぱらって寝ていた!
とか
本部にチクるとかだ。
あるいは
金庫を開ける
ダイヤルとかは
則夫に教えてもらった。
本部への上納金の
3億を盗んでくれたら
分け前は半々にしようと
則夫に誘われたこと。
そんなことを
本部に知らせるんだ。
そうすれば
則夫は本部から
すぐに呼び出されて
拷問を受けるだろう。
いい気味である。
とにかく
逃亡に関しては
鍋島に任せておけば
大丈夫であろう。
何度も言うが
鍋島は逃がし屋の
プロフェッショナルだ。
少しでも
俺と明宏に
危険が生じたら
おそらく
すぐに鍋島は
対応してくれるはず。
それに
鍋島にとって
俺たちを逃がし切ることで
自分の人生が変わるんだ。
後払いである
1億5000万円を
俺たちから受け取る
権利を持っているからだ。




