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ただし
その休みは
組長や幹部が
与えてくれるのではない。
俺と明宏に
少し上の兄貴分が
気を利かせてくれてるんだ。
もちろん
その理由は
俺と明宏が嫌気が刺して
組から飛ばないためである。
俺と明宏が
こんなキツい生活なら
もう死んだ方がマシだ!
と
見つかったら
リンチを覚悟で
組から逃げ出したら?
必然的に
一番下っ端になる
若手組員が部屋住みに
逆戻りとなってしまう。
少し上の先輩たちは
そうならないために
俺と明宏には月に1度は
ガス抜きをさせるわけだ。
もちろん
俺と明宏が休めば
その日の部屋住みの
仕事は自分たちがやる。
しかし
たった月に一日である。
俺と明宏が
組から飛んでしまえば
部屋住みを永遠に
やらされる危険もある。
そうならないために
俺と明宏に休みを与えたり
小遣いをくれるんだろう。




