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そうなると
奴らのスマホを捨てて
組の固定電話の線を切っても
きっと
公衆電話に走って
組長や他の組員に
連絡することになる。
となれば
俺たちへの追手を出す
時間も早まってしまう。
しかし
手錠や足錠を
奴らにかけておけば
おそらく
朝まで芋虫のように
這いずり回るだけで
外部との連絡は取れない。
なれば
俺たちへの追手は
必然的に遅くなるわけだ。
さすが鍋島である。
おそらく
あいつらの
手錠と足錠は一日
解いてもらえないぞ!
と
鍋島は笑っている。
たぶん
その通りだろう。
組長か組員が
早朝に事務所に来れば
手足を拘束されている
4人の姿は発見するだろう。
しかし
もう組の奴らは
4人の体を自由に
するどころではない。
鍋島が言うには
この手錠、足錠は
鍵を使わなければ
おそらく
プロの鍵師でないと
絶対に開かないという。




