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金庫の中には

明日の午前には

銀行に持っていくべき

本部への上納金が約3億。


その金が朝まで

金庫に残ることもない。


その頃には

その約3億円は

俺たち3人の手に

入っているはずだ。


夜勤の組員たちは

俺と明宏のことを

全く警戒していない。


さらには

隠しカメラの存在にも

全く気づいていないようだ。


組員たちにしても

まさか内部の人間が


しかも

部屋住みの2人が

事務所内に隠しカメラを

設置するとは思わない。


というか

部屋住みゆえに

ここでは俺と明宏は

人間扱いされていない。


それゆえ

組員たちは

無用心になって

隙を見せてしまうんだ。


今の俺たちは

昨日までと違って

かなり余裕がある。


その理由は

組長が夕方に

自宅に帰った後で


隙を見て

組の活動費の

3億ほどを全て


明宏の口座に

パソコンを使って

移し替えれたからだ。

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