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そういう

稼業をしている

裏の世界の人が

今でもいるらしい。


戸籍を買った人は

その先は別人として

生きることになるんだ。


戦後直後の時代なら

ありうるとは思うが

そんな裏稼業が今でも

存在しているんだ。


ただし

鍋島のように

裏の世界に精通した

人でないと接点は持てない。


それでは

どんな人が

他人の戸籍を買うのか?


犯罪者であり

警察や危ない筋から

逃げている人たちだ。


しかも

大金を持っている人たち。


なぜなら

戸籍の売買は

百万円程度だという。


鍋島が快く

明宏の要求を

引き受けたのは


報酬額により

その程度のことは

予測していたからだろう。


鍋島は元々

どんな仕事でも

二割三割の経費を

覚悟しているわけだ。


今回の場合

半年で1億が手に入る。


なので

2000万円から

3000万円までは

鍋島の許容範囲であろう。

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