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なので
鍋島ならば
裏の人脈を使って
俺と明宏に
相応しいような
戸籍を見つけられるはず。
そんな期待も
俺は持っていた。
数秒後だった。
まあ
かなりの経費は
必要になるけど
何とか見つけるよ!
その道のプロも
知っているから!
と
鍋島は言ったんだ。
鍋島は普段
仕事の報酬の
二割から三割は
経費に使うという。
その経費とは
協力への謝礼だ。
つまりは
鍋島の下請けのような
存在の人間である。
さらには
アフターサービスで
お金を使ってしまうと
鍋島の儲けは
依頼者からの
料金の半分以下に
なってしまうこともある。
たとえば
料金が50万円で
引き受けたとしても
鍋島の儲けは
25万円以下となり
危ない仕事だったら
全く割には合わない。
端的にいうと
鍋島の裏の仕事
逃がし屋というのは
儲かるものではない。




