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どうやら
まだ鍋島は実際に
会っていないことで
俺の弟分の明宏を
信用できないようで
仕事を受けるかは
即答できないという。
神崎!
お前は昔から
人がいいからな!
たとえば
この計画は全て
お前が画策したことにして
その弟分が出世のために
お前が組の資金を奪うことを
幹部たちにチクるかもしれんぞ!
と
鍋島は俺に
忠告してくれる。
さらには
そもそも
その明宏って
野郎は本当に
信用できるんか?
お前のことを
自分の出世のために
利用しているだけかもしれんぞ!
ヤクザとして
出世していくのは
そんな奴ばかりだからな!
と
鍋島は言った後に
まあいいや!
近いうちに
その明宏という
18歳の切れ者の
弟分に会わせてくれ!
本当に信用できる奴か
俺が話して判断してやるよ!
と
とりあえず今夜の
話をまとめようとした。




