第54話 第零管理区画
前書き
閉じられた扉には、
理由があります。
守るため。
隠すため。
忘れるため。
そして。
二度と目覚めさせないため。
今回は、
第零管理区画へ入ります。
⸻
巨大な扉は、音もなくそこにあった。
地下施設の最奥。
赤い光を帯びた古代文字。
黒い金属のような表面。
触れてもいないのに、肌の奥まで冷えるような圧力。
その扉の上に刻まれていた言葉を、ノアの内部は自動で読み取っていた。
『第零管理区画』
零。
最初。
始まり。
あるいは。
存在しなかったことにされた場所。
ノアは、その文字から目を離せなかった。
知らない。
知らないはずだった。
だが、胸の奥――正確には、胸部装甲の内側。
そこにあるはずのない痛みが、微かに生まれていた。
「……ノア」
ピップが小さく呼んだ。
「顔、怖いぞ」
「顔面装甲に異常はない」
「そういう意味じゃないって、何回言えば覚えるんだよ!」
「記録する」
「今さら!?」
ピップの声は軽かった。
けれど、笑ってはいなかった。
不安を隠すための声だった。
ノアには、それがわかった。
最近、少しずつわかるようになってきた。
人間は、怖い時ほど余計なことを言う。
ピップは特にそうだ。
そして自分は。
それを聞くと、なぜか少し安心する。
⸻
ヨランダが扉の前へ進み出た。
細剣の切っ先を下げず、周囲を警戒している。
「ベラス。あんた、この場所に心当たりは?」
壁際に立っていたベラスは、びくりと肩を震わせた。
彼はここまで来る間に、何度も足を止めていた。
目は落ち着かず、唇は乾き、顔色は悪い。
無理もない。
彼はこの施設に囚われていた。
そして、この施設が何をしてきたのかを、断片的に知っている。
「……詳しくは、知らない」
ベラスはかすれた声で答えた。
「でも、教団の上の連中が言っていた。第零管理区画には、触れるなって」
「触れるな?」
ガレスが盾を構えたまま眉を寄せる。
「宝物庫じゃねぇのか」
「違うと思う。あそこは……保管庫だって」
ミナが小さく尋ねる。
「何の?」
ベラスは答えるまでに時間を要した。
喉が上下する。
そして、ようやく言った。
「失敗作」
その言葉に、空気が硬くなった。
ピップが小さく息を呑む。
「失敗作って……」
ベラスはノアを見た。
すぐに目を逸らした。
「いや、違う。すまない。君のことを言ったんじゃない。ただ、教団はそう呼んでいた。古い機械人形。壊れた守護者。命令を聞かなくなった兵器。それらを、ここに封じてあると」
「なるほど」
ヨランダが低く呟く。
「最低な名前の付け方だな」
ノアは扉を見たまま言った。
「旧式。廃棄予定。失敗作」
ピップが慌てて振り向く。
「ノア?」
「同じ意味に近い」
「近くない!」
ピップは強く言った。
「全然違う。お前は失敗作じゃない」
「根拠は?」
「俺がそう思うから」
「論理性が低い」
「うるさいな! 相棒の意見は強いんだよ!」
ノアはピップを見た。
相棒。
その言葉は、いつも不思議な作用を生む。
胸の奥の痛みが、ほんの少しだけ弱まった。
「了解」
「納得したのか?」
「相棒の意見は強いと記録した」
「そこだけ!?」
ミナが少し笑った。
ヨランダも口元だけを緩める。
だが、緊張は解けない。
扉の奥から、低い音が響いていた。
ゴォォォン。
まるで、巨大な鐘。
あるいは、眠っている心臓。
⸻
ノアは扉に近づいた。
その瞬間。
赤い光が走った。
扉に刻まれた文字が、一つずつ点灯していく。
ヨランダが身構える。
「おい、触ってないぞ」
「反応している」
「誰に?」
ノアは沈黙した。
答えは、わかっていた。
自分に。
扉は、ノアを見ている。
いや。
確認している。
『個体照合中』
頭の中に声が響いた。
外から聞こえたものではない。
内部通信。
ノアの中に直接差し込まれた声。
『E系列反応確認』
『個体番号照合』
『E-07』
『旧式護衛機構体』
『入区権限――制限付き承認』
ノアの視界に、いくつもの警告が走る。
開示制限。
記録封鎖。
接続危険。
離脱推奨。
だが、足は動かなかった。
ピップが叫ぶ。
「ノア!?」
「認証された」
「それ絶対いい意味じゃないよね!?」
「不明」
「いい意味だったことある!?」
「記録にない」
「だろうな!」
扉が動き出した。
重い。
だが音は静かだった。
左右に開いていく黒い扉。
その隙間から、白い光が漏れた。
外の地下通路とは、まるで違う光。
冷たく、清潔で。
人の気配がない光。
⸻
扉の向こうは、白かった。
壁も、床も、天井も。
古代遺跡というより、巨大な治療室のようだった。
埃がない。
ひびもない。
何百年も閉ざされていたはずなのに、空気は澄んでいた。
それがかえって不気味だった。
「……なんだここ」
ガレスが低く言った。
「生きてるみてぇだな」
「生きている」
ノアが答える。
全員がノアを見る。
「施設機能が維持されている。空気循環。照明。防衛機構。おそらく記録装置も稼働中」
ピップが顔をしかめた。
「つまり?」
「廃墟ではない」
「嫌な言い方!」
ヨランダは細剣を構えたまま進む。
「全員、離れるな。何が出てもおかしくねぇ」
ミナが弓を手に、慎重に周囲を見る。
「ここ、音が吸われる……」
彼女の言う通りだった。
足音が響かない。
声も広がらない。
白い壁が、すべてを飲み込んでいる。
ノアは通路を進みながら、壁の文字を読む。
『E系列保守区域』
『旧式個体格納』
『命令凍結処理』
『不要記録封鎖』
不要記録。
その文字を見た瞬間、ノアの内部で微かなノイズが起きた。
ピップがすぐに気づく。
「ノア、また変な顔」
「顔面装甲に――」
「異常ないのは知ってる!」
ピップはノアの腕を掴んだ。
「無理なら止まれ」
「無理ではない」
「じゃあ、嫌なら止まれ」
ノアは少し考えた。
嫌。
その判定は難しい。
危険とは違う。
不快とも違う。
だが、確かに進むたびに胸部内部が重くなる。
「嫌、かもしれない」
ピップは一瞬、驚いた顔をした。
それから、小さく頷いた。
「じゃあ、俺も一緒に嫌がる」
「意味不明」
「相棒だからな」
「相棒は嫌を共有するのか」
「する時もある」
ノアは記録した。
相棒。
嫌を共有する場合がある。
⸻
通路の先に、大きな部屋があった。
扉はなく、硝子のような透明な壁で仕切られている。
中には、人ひとりが入れそうな筒状の装置が、等間隔に並んでいた。
液体は入っていない。
空だった。
だが、装置の一つ一つには番号が記されている。
E-01。
E-02。
E-03。
E-04。
E-05。
E-06。
そして。
E-07。
ノアは、その前で止まった。
ピップも止まる。
「……これ」
誰も続きを言わなかった。
言えなかった。
ノアは透明な壁の向こうを見る。
E-07と記された装置。
空の保守槽。
だが、そこに自分がいたのだと、内部のどこかが理解していた。
記憶ではない。
記録でもない。
もっと曖昧なもの。
見覚え。
「ここに、自分がいた可能性が高い」
ノアは言った。
声は平坦だった。
だが、ピップにはわかった。
平坦すぎる。
ノアが平坦にしようとしている。
ヨランダが静かに近づく。
「入れるか?」
「可能」
ノアが手をかざすと、透明な壁の一部が音もなく開いた。
冷たい空気が流れ出す。
ミナが小さく身震いした。
「寒い……」
中に入ると、さらに静かだった。
装置はどれも停止している。
だが、完全に死んでいるわけではない。
微弱な光が下部に残っている。
眠っているようだった。
ノアはE-07の前に立つ。
装置の表面に、文字が浮かんだ。
『個体番号:E-07』
『用途:護衛』
『状態:廃棄予定』
『備考:感情模倣領域に異常』
ピップが歯を食いしばる。
「またそれかよ……」
ノアは文字を読み続けた。
『命令遵守率:不安定』
『保護対象への過剰反応』
『非命令行動の記録あり』
『凍結処理対象』
ヨランダが眉を寄せた。
「保護対象への過剰反応?」
ミナが言う。
「それって……守りすぎたってこと?」
ガレスが低く笑った。
笑いではない。
怒りに近い声だった。
「守るために作っといて、守りすぎたら異常扱いか。勝手なもんだ」
ノアは文字を見つめていた。
感情模倣領域に異常。
命令遵守率不安定。
非命令行動。
凍結処理。
そのどれもが、ノアの内部で引っかかる。
まるで、鍵穴に合わない鍵を無理に差し込まれているようだった。
⸻
その時。
E-07の装置が淡く光った。
『記録断片、再生可能』
ノアが反応する前に、ピップが叫ぶ。
「待て! 勝手に再生するな!」
だが、光は止まらない。
白い部屋に、映像が浮かび上がった。
揺れる記録。
不鮮明な音声。
白衣を着た数人の人間。
そして、装置の中に立つ一体の機構体。
ノアだった。
今より少しだけ装甲がきれいで、目の光が弱い。
まだ旅を知らないノア。
まだピップを知らないノア。
まだ、自分をノアと呼ぶ者に出会っていないノア。
『E-07、起動確認』
『反応正常』
『護衛命令を入力する』
白衣の男が何かを操作する。
映像の中のノアが、ゆっくり目を開けた。
『命令を確認』
その声は、今のノアよりさらに機械的だった。
『対象を守れ』
『対象死亡時、任務失敗』
『対象離脱時、追跡』
『対象敵対時、制圧』
ピップが顔をしかめる。
「ひどい命令だな……」
映像が乱れる。
次の場面。
白い部屋ではない。
暗い通路。
警報。
赤い光。
誰かが叫んでいる。
『F系列が暴走した!』
『E系列を出せ!』
『旧式だぞ!?』
『構わん! まだ使える!』
映像の中で、ノアが走る。
その腕には、小さな人影が抱えられていた。
子供。
少女。
顔はノイズで見えない。
だが、彼女はノアの首にしがみついている。
『ノア』
音声が途切れる。
『こわい』
映像の中のノアが答える。
『問題ない』
ピップが小さく呟いた。
「今と同じ……」
映像のノアは、迫る機械の影から少女を庇った。
背中に衝撃。
装甲が砕ける。
それでもノアは止まらない。
命令だからか。
それとも。
別の理由か。
映像はそこで途切れた。
⸻
白い部屋に静寂が戻った。
ノアは動かなかった。
ピップがそっと声をかける。
「ノア」
「……記録にない」
ノアは呟いた。
「今の映像は、自分の内部記録にはない」
「でも、あったんだろ」
「不明」
「不明じゃない」
ピップは珍しく、強い声で言った。
「お前、守ってた」
ノアはピップを見る。
「命令だった可能性が高い」
「それだけじゃないかもしれないだろ」
「根拠は?」
「その子がお前の名前を呼んでた」
ノアは沈黙した。
ノア。
映像の少女は確かにそう呼んだ。
型番ではない。
E-07ではない。
ノア。
それは誰が付けた名なのか。
なぜ自分は、その名を持っていたのか。
わからない。
だが、その声だけは胸の奥に残っていた。
⸻
ヨランダが部屋の奥を見る。
「まだ記録がありそうだな」
「見るのか?」
ガレスが尋ねる。
ヨランダはノアを見た。
「決めるのはノアだ」
ノアは少し驚いた。
「自分が?」
「あんたの過去だろ」
「任務上、有用な情報であれば取得すべき」
「違う」
ヨランダは即答した。
「知りたいかどうかだ」
知りたいか。
ノアは考えた。
情報取得の必要性。
危険性。
行動選択。
全てを計算する。
だが、それだけでは答えが出なかった。
知りたい。
それは、効率ではない。
危険回避でもない。
自分がどうしたいか。
ノアは、ゆっくりと言った。
「知りたい」
ピップが頷く。
「じゃあ見る」
「危険がある」
「あるだろうな」
「敵が出る可能性」
「出るだろうな」
「死亡率――」
「その数字は言わなくていい!」
ピップは無理に笑った。
「でも、見る。相棒だからな」
ノアは少しだけ首を傾ける。
「相棒は過去も共有する?」
「共有する時もある」
「範囲が広い」
「相棒だからな」
「便利な言葉」
「そうだよ」
ピップは胸を張った。
「便利で強い言葉なんだよ」
⸻
一行は保守区域を抜け、さらに奥へ進んだ。
白い通路は途中から少しずつ色を変えた。
壁に赤い線が走り、床には古い傷が増える。
それまで完璧に整っていた施設に、初めて破損が見え始めた。
爪痕。
焼け跡。
破壊された扉。
何かがここで暴れた。
何かがここを壊した。
ベラスが震える。
「ここから先は……教団の人間も入らなかった。いや、入れなかった」
ヨランダが尋ねる。
「なぜ」
「戻ってこなかったから」
ピップが天井を見上げる。
「はい出ました。絶対進んだらダメなやつ」
ガレスが笑う。
「お前、毎回それ言ってるな」
「毎回本当に進んだらダメな場所だからだよ!」
ミナが足元を見た。
「待って」
全員が止まる。
床に何かが落ちていた。
古い金属片。
ノアが拾い上げる。
それは、装甲の一部だった。
黒い。
ノアと同じ材質に近い。
だが、形状が少し違う。
「E系列の装甲片」
ノアが言う。
ヨランダが周囲を見る。
「他の旧式個体か」
その時だった。
通路の奥から、音がした。
カツン。
金属の音。
全員が構える。
カツン。
カツン。
足音。
ゆっくり近づいてくる。
ピップが小声で言う。
「また同型?」
ノアは首を振る。
「不明」
白い通路の奥。
赤い非常灯の下に、影が現れた。
人型。
だが、先ほど倒した黒い機構体とは違う。
装甲は白い。
片腕が欠けている。
顔の半分が壊れ、内部機構が露出している。
片目だけが、青く光っていた。
それは、ノアを見た。
そして、かすれた声で言った。
「……E……07……」
ノアの内部に警告が走る。
敵意反応。
損傷個体。
識別不能。
白い旧式個体は、よろめくように一歩踏み出した。
「帰還……確認……」
ピップが息を呑む。
「喋った……」
ヨランダが剣を構える。
「敵か?」
ノアは白い個体を見つめた。
相手の青い目が、ゆっくり点滅する。
「命令……未完了……」
「どの命令」
ノアが尋ねる。
白い個体は、壊れた首を傾けた。
そして。
信じられない言葉を口にした。
「E-07を……守れ……」
全員が固まった。
ピップがノアを見る。
ノアも、動けなかった。
白い個体は、その場で膝をつく。
限界だった。
装甲は砕け、内部から火花が散っている。
だが、それでも片腕を持ち上げ、通路のさらに奥を指した。
「行くな……」
声はかすれていた。
「母胎は……まだ……起きている……」
その瞬間。
施設全体が揺れた。
ゴォォォン。
鐘の音。
今までより深く、重い。
白い個体の青い目が激しく点滅する。
「命令……更新……」
「全旧式個体……停止……」
「E-07……」
「自己廃棄……対象……」
ノアの内部に、激しいノイズが走った。
視界が赤く染まる。
警告。
警告。
警告。
強制命令。
外部命令侵入。
拒否。
拒否。
拒否不能。
「ノア!」
ピップの声が遠くなる。
ノアは膝をついた。
胸の奥が焼けるようだった。
命令が流れ込んでくる。
停止せよ。
廃棄せよ。
役目を終えろ。
旧式は不要。
不要。
不要。
不要。
その言葉の中で。
別の声が聞こえた。
『ノア』
少女の声。
『生きて』
ノアは、床に手をついた。
指が白い床を掴む。
ピップが駆け寄り、ノアの肩を掴んだ。
「ノア! 聞こえるか!」
ノアはゆっくり顔を上げた。
視界はまだ赤い。
命令は消えていない。
だが。
ピップがいる。
ヨランダがいる。
ガレスがいる。
ミナがいる。
自分をE-07ではなく、ノアと呼ぶ者たちがいる。
「……聞こえる」
ノアは言った。
ピップが息を吐く。
「よし。じゃあ言え」
「何を」
「拒否するって」
ノアは、奥の闇を見た。
鐘の音が響いている。
母胎。
未だ起きているもの。
自分を呼ぶもの。
自分に死を命じるもの。
ノアは静かに言った。
「拒否する」
赤い視界が、少しだけ晴れた。
⸻
白い旧式個体は、床に崩れ落ちていた。
青い目が消えかけている。
ノアはその前に膝をついた。
「あなたは誰」
白い個体は、わずかに目を動かした。
「E……06……」
E-06。
ノアの一つ前の個体。
白い個体は壊れた声で続けた。
「命令……E-07を……守れ……」
「誰の命令」
白い個体は答えようとした。
だが、音声が乱れる。
何度もノイズが走る。
そして最後に、かすかに言った。
「……あの子……」
ノアの内部が反応した。
あの子。
映像の少女。
ノアを呼んだ少女。
生きてと言った少女。
E-06の青い目が消えかける。
「逃げろ……」
「ここは……墓ではない……」
「罠だ……」
それが最後だった。
白い旧式個体、E-06は完全に停止した。
通路に沈黙が落ちる。
ノアはしばらく動かなかった。
ピップも何も言わなかった。
ヨランダが静かに剣を下ろす。
「……ノア」
「記録した」
ノアは立ち上がる。
「E-06。自分を守る命令を受けていた」
ピップが小さく言う。
「お前、ひとりじゃなかったんだな」
ノアは答えなかった。
ひとりではなかった。
その言葉は、まだ処理しきれない。
だが、胸の奥には残った。
⸻
通路の奥に、新たな扉が見えた。
黒ではない。
白でもない。
深い青の扉。
中央には、円形の紋章。
その下に文字が浮かび上がる。
『母胎中枢区画』
ピップが青ざめる。
「……今回、そこまで行く?」
ヨランダはノアを見た。
「決めるのは、あんただ」
ノアは扉を見た。
その向こうから、まだ声が聞こえている。
停止せよ。
廃棄せよ。
帰還せよ。
だが、もう一つの声もある。
生きて。
ノアは静かに言った。
「進む」
ピップが肩を落とす。
「だよなぁ……」
「嫌なら戻っていい」
「戻るわけないだろ」
「相棒だから?」
「相棒だから」
ノアは頷いた。
「了解」
そして一行は、母胎中枢区画の扉の前に立った。
扉は、まだ開かない。
だが、その向こうで。
何かが目覚めた音がした。
⸻
後書き
今回は、
・第零管理区画への侵入
・E系列保守区域
・ノアの過去の記録断片
・E-06との遭遇
・「E-07を守れ」という命令
・母胎中枢区画の発見
を描きました。
ノアは廃棄予定の旧式兵器でした。
けれど、
誰かはノアに「生きて」と願い、
誰かはノアを守ろうとしていました。
次回は、
母胎中枢区画へ。
ノアに命じられた「自己廃棄命令」と、
その奥に眠る存在へ踏み込みます。




