四話 無念
わたしはなぜこんなことに?
誰にも嫌われるような事してなかったのに。
一生懸命頑張っていたのに。
これからだったのに。
なんで?
もう終わり?
なんで?
あの道選んだからいけなかったの?
なんでそんなことできたの?
話聞きたいよ。
なんでこんなひどいことしたのか……
アステリ「……。君はきっと嫉まれてしまったのかも知れないねぇ…」
え?なんで?わたし何もしてない…
アステリ「何もしてないからこそ嫉まれてしまう場合もあるのだよ…」
……。
シンマ「アステリさん!何してんですか?行きますよ!」
もう行っちゃうの?
寂しいな…
アステリ「…必ず捕まえる…」
優しい人だったな…また会いたいな
この手の平の赤いの綺麗にしたい…
◇◇◇
アステリさん、時折明らかに誰かと喋っている…
誰もいないのに…
天才すぎて独自の脳の処理をしているのか?
◇◇◇
<畑の側の小屋>
これで六人目か。
見た目は20代、中肉中背の金髪。160センチぐらい。濃いメイク。
麗奈「麗奈。マジ最悪。なんであーしがこんな目に?」
名前を憶えているのか。
珍しいねぇ。
麗奈「どーでもいいけど、あいつの事…あいつ?」
名前覚えていても、やはり記憶や意識は曖昧であったり断片的……。
核心的な部分を聞き出すのは難しいか。
シンマ君は…あんな所調べているのか…。
シンマ君も見えると良かったのだがねぇ。
まあ、見えて話せたとしても法的な証拠にもならないし証言にも使えないがな…。
霊視、幽霊の証言、超能力、夢での啓示などは法的な証拠としては一切認められる訳ない。
それに大体は無念等執着がほとんどだ。
だが、稀にそうではない場合もあるみたいだがな…。
シンマ君…君にとっては見えない方が良いか…
優しい笑顔の小柄な女性がこちらを見て会釈した。
その女性がシンマの方を振り返ると背中は赤く染まっていた。
◇◇◇
アステリはこちらを見ている。
その横にシンマが電話をしている。
その後ろに少女?がいる。
少女とアステリが何やら会話している。
アステリがシンマに何かを伝えている。
シンマは不思議そうな顔をしているが話は聞いている。
———
続く
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