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幽霊さん  作者: 弁財天睦月
段地四(だんぢよん)

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4-6

蛇敏知はからくり大砲を発射。

今回はノーマル弾ではなく特殊砲弾「瞬間凍結弾」を使ってる。

先頭にいる変なカバにまず1発。

弾が当たった瞬間におもしろいほどカチカチに凍っていく。

液体窒素と同じようなものなんだろうか?

液体窒素はマイナス196度の無色透明な液体。

気化すると体積が650〜700倍にまで膨らむ。

それもあって弾が当たった瞬間変なカバの後ろにいた変なカバも巻きぞいを受けている。

地面に広がった凍結液に足をとられて身動きできなくなっている。


残る1頭の変なカバに1発の瞬間凍結弾を発射。

これで突如現れた3頭の変なカバを足止めさせることができた。


それで終わりではなかった。

仕掛け花火に着火。

ふたつの花火は変なカバ目がけてシュ〜って音を立てて激走していく。

氷の彫像と化している変なカバに直撃。

ドド〜ンっと爆発。

爆煙と炎が20メートル以上も上がった。

煙もなくなって視認できるようになると変なカバたちの姿も消滅していた。

今回も本当に助かった。

蛇敏知のおかげだ。


しばらく休むことになった。

うっさちゃんが全身をビロ〜ンと伸ばして日影を作ってくれている。

遊海のゼエゼエと呼吸するのが治まるまで。

一さんたちもあつ〜いと言ってるほどだ。

不思議なのは蛇敏知。

仮面まで着けているのに暑いはずなんだろうが微塵も感じさせない大活躍。

息切れひとつしてないようだ。

周囲を警戒している。


それにしても暑い。

今が一番暑い時間帯なのかもしれない。

スマホがあっても時刻が標示されない。

時間を気にしてるのは、おそらく自分だけ。

そういえば江戸時代って時間に対しては適当だったみたい。

時計があったわけでもないので朝、昼頃、夜ってだけでかなり大雑把に認識してたと思う。

季節もそうだろう。

暑いから夏、寒いから冬って肌感覚だったのだろう。

侍や寺、神社なんかと違って町人なんかは適当だったはず。


休憩終了。

変な動物もいないので少しでも進んでおかなきゃいけない。

この様子だと夜になってしまう。

明かりひとつないサバンナ地帯では危なくって進めやしない。

あっ、でも一さんとかはどうなんだろ?

たしか夜目が利くはずだった。

その便利な能力は健在なんだろうか?


蛇敏知が上空からの偵察で階段が見つからないかを確認している。

まだダメなようだ。

その蛇敏知が軌道修正してくれて北に向かって歩き始める。

近道として、どうしても池が見える場所を通らなければならない。

また変な動物が出てくるかもととおっかなびっくりなドキドキで通りすぎた。

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