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07. あの日の言葉、つまりは原点にあるもの

 太陽の光を遮って空を覆う鉛色の厚い雲からは、ついにぽつぽつと雨粒が落ちてきた。ガラス窓の向こう側のアスファルトが徐々に濃い色へと変化し、道行く人々は次々と傘を開いて足早に歩き去って行く。


「ああ、とうとう降ってきやがった」

 夜勤明けのスタッフが欠伸まじりにそう呟いた。間もなく出勤して二十四時間が経とうとしており、さすがに疲労の色は隠せていない。

「ついてないな。浜崎には騙されるしよ」

「ええっ、わたしですか!?」

 突然先輩に名指しされた浜崎が、大袈裟に反応する。

「おうよ。自信満々で改装とか言ってたくせに、思い切りはずれたじゃなねえか」

「でも、先輩方だってわたしの予想に説得力があると思われたでしょう?」

「俺は優しいから、推理力が甘いと思いつつもおまえの妄想を守るために黙ってやっていたのだ」

「うっわ、調子いいですね!」

 ぽんぽんと物怖じせずに返す浜崎は、男性社員からも可愛がられている。先程まで自信満々に持論を展開していた彼女のことを、彼らは面白がってからかっているのだ。

「浜ちゃん、傘袋は?」

「あ、すみません。すぐに出します」

 律子の指摘にはっと気づいた浜崎が、慌ててロビー裏へと向かう。雨が降り始めたら、エントランスに濡れた傘を入れる為の傘袋を用意しておかなければならないのだ。ぱたぱたと事務所から出ようとした浜崎だが、直前に振り返ると、年上の男性陣に反撃を加える捨て台詞を吐いた。

「早く上がってくださいね。おじさまたちはそろそろ体力も限界でしょう?」

 お疲れさまでしたと悪戯っぽく笑うと、小娘は逃げるように外へ出て行った。


 自分の席で彼らのやりとりを聞いていた律子だが、ついに堪え切れずに笑い声をあげた。するとそれにつられるように辻内も吹き出す。

「ちぇっ、好き勝手なこと言って逃げやがった」

「さてと、俺は若いから夜勤明けでもまだまだ平気だけど、雨が激しくなりそうだから帰ろうっと」

 強がっている言葉とは裏腹に、寝不足の疲れた表情が何とも可笑しい。律子は声を震わせながらお疲れさまと声をかけた。

「矢野さんは自分が若く見えるからって、笑いすぎですよ」

 タイムカードを押しながら、ひとりが恨めしそうな表情で溜息を吐く。ごめんごめんと軽い調子で律子が謝ると、夜勤明けのふたりは小さく片手を上げて事務所を出て行った。


「みんな冷静だったな」

 やがてふたりきりになった事務所の中で、辻内がぽつりと呟いた。浜崎ら日勤スタッフはフロントに立ち、滝や小久保たちはレストランで先程律子たちがなされたのと同様の説明を社長から受けている筈だった。

 本社の本部長でも副社長でもなく、社長自らが足を運んで律子たちに告げたのは、ここソレイユホテル本宮中央が閉館になるということ。そしてこのホテルで働く従業員は皆、会社都合の退職になってしまうということであった。

「覚悟、していたんじゃないですか?」

 小さく答えた声は、少しだけ震えた。

 誰も何も口にしなかったけれど、理由も分からずに全員出勤を命じられ、恐らく皆が漠とした不安を抱えていた筈だ。理由を言えないということは、往々にして良くない内容なのだ。無邪気に大規模修繕の可能性を語っていた浜崎も、たぶん本気で信じていたわけではなかっただろう。一縷の望みをかけてそれを口にし、周りの人間もまた、彼女の予想に縋ったのだ。

「矢野も?」

 短い問いに、微笑で返す。考えすぎだと否定しようにも、さすがにできなかったのだ。

 辻内が旅行会社の契約書の蒔き直しになかなか手につけないことが不自然だった。来期の予算組みが始まらないのも不安だった。挙句の果てにトナーカートリッジなどの消耗品の在庫を持ちすぎるなという指示が出れば、おのずと導き出される答はひとつに絞られてくるだろう。


 やがて、事務所内に不自然な沈黙が落ちる。いつもは頻繁に鳴る電話が、まるで今の空気を読んでいるかのように先程からぴたりと鳴らない。その場を支配する静寂と今までの賑やかなやりとりの落差が激しすぎて、つい先程の明るい空気の不自然さをより際立たせていた。

 辻内に尋ねたいことはたくさんあるような気がするが、けれども今の律子は何を口にすべきか分からなかった。言葉を探しあぐねていると唐突に電話が鳴り、事務所の中の沈黙を破る。律子はそっと息を吐くと受話器に手を伸ばした。



   ***



 ディナータイムのピークより早い、六時過ぎのタイ料理レストランは落ち着いている。アジアンリゾートの雰囲気を演出するタペストリーや小物がセンス良く飾られた店内では、数組の女性客がゆっくりとおしゃべりを楽しんでいた。


「それで、りっちゃんはこの先どうするの?」

 運ばれてきた生春巻を取り皿にのせながら、実花がそう尋ねてきた。専門学校時代の同級生である実花は、老舗のシティホテルに入社したものの三年で辞め、その後はホテルと関わりのない家電メーカーで営業事務として働いている。今でも月に一回くらいの頻度で会っているが、律子がホテル閉館の話をメールしたところすぐに飲みに行く話が決まったのだ。

「どうすると言われても、ホテルが閉鎖になるんだからどうしようもないよね」

「そうじゃなくて、次の当てはあるのか聞いてるんだよ」

 のんびりとした律子の答に、実花は呆れたような表情を浮かべた。

「これから探すよ。でも閉館をちゃんと見届けたいから、転職活動を始めるのはもう少し先かな」

 閉館は三月末の予定なので、まだ四ヶ月以上ある。さすがに四月以降に入社を希望する人が今から面接を受けるわけにもいかず、実はまだ、律子の生活には何も変化はないのだ。


「それにしても、ひどい話だよね」

 ぱくぱくと生春巻を口に運びながら、憤慨したように実花が言った。

「ホテル売るから従業員は辞めてくれって、横暴じゃない」

「一応希望すれば残ることもできるのよ」

「そうは言っても、閉館のタイミングで欠員が出ているホテルがあればの話でしょう?」

 トムヤムクンの赤いスープをスプーンで混ぜながら、律子はまあねと頷いた。四月の時点でグループホテルに欠員が出ていれば会社に残ることは可能だが、そもそも欠員が出るかどうかは分からないし、当然どこのホテルかも分からないのだ。

「……仕方ないよ」

 諦めたように小さく笑いながらそう呟く。もちろん、何故こんな目に遭うのだと己の不運を呪う気持ちはあるし、この先のことを考えればむしろ不安しかない。けれど、身勝手だと経営陣を批判する気にはなれなかった。

 あの日、高齢の社長が自ら足を運び、閉鎖になることをソレイユホテル本宮中央の従業員全員に直接告げた。築三十年を超える建物は老朽化が進み、エレベーターや配管、耐震などの大規模な修繕を必要としており、その為には莫大な金額が発生するという。そこまでの費用をかけるか、いっそ手放してしまうか。ホテルの売上は黒字であるものの改修にかかる費用を取り戻すには何年も要することになり、たまたま高額で購入を打診する企業が見つかったこともあって、経営陣はソレイユホテル本宮中央を手放すことを決断したのだ。

 そのいきさつを説明され、頭を下げられて尚も納得がいかないと抗議することは誰にもできなかった。雇われの身である以上、このような可能性は起こりうること。律子たちは運が悪かった、ただそれだけなのだ。


「りっちゃんは、知らない土地に行ってまで今の会社に残る選択肢も考えているの?」

「分からない。そもそもあのホテルを離れなければならないということが、どうもまだ実感できないのよ」

 実花にそう尋ねられたものの、律子はまだ春以降の身の振り方を真剣には考えていなかった。学校を卒業し、社会人になってから律子はひとつの職場しか知らない。そこで多くの人たちと共に働き、仕事を覚え、成長してきた。その毎日が終わると急に言われても、信じたくない気持ちが働いてどうしても考えることを先延ばしにしてしまうのだ。

「実花は、今の会社どう?」

 逆に律子が尋ね返す。シティホテルでレストラン配属となったものの、不規則なシフト勤務で体調を崩した実花は、まったく畑違いの業界の事務職へと転職していた。あまりはっきりとは語らないが、職場の人間関係が悪く、当時は精神的にも肉体的にも疲弊して限界だったようだ。

「そりゃあ仕事だから楽しいことばかりじゃないけど、それなりにやりがいを感じながらやってるよ。ホテル時代は生活時間がとりあえず不規則で、シフトによっては日本にいる筈なのに軽く時差ボケになることもあったからね。毎日同じリズムで生活できる方が体にとっては良いんだなって、辞めてから実感した」

「確かにね。二十代の頃は若さで乗り切れたんだけど」

 律子は平日が休みの方が良いのでシフト制を苦に思ったことはあまりないが、それでも遅番の翌日が早番になったり、残業が続くと体力的に辛い。今は夜勤専門のアルバイトがいるので夜勤に入ることは滅多にないが、生活のリズムがばらばらであることに変わりはないのだ。

「りっちゃんは、別の業界への転職も視野に入れているの?」

「この業界しか知らないから、異業種は無理じゃないかな」

「そんなことないよ。現にわたしが転職成功してるんだから」

「だって実花は転職した時、まだ二十代だったじゃない。特別な資格やスキルもないのに、三十代での転職はきっと厳しいよ」


 不安の種は、そこにある。ホテルでの経験は十年あっても、異業種で通用する知識やスキルがあるかと問われれば答はノーだ。同業種に転職するにしても、管理職の経験がなければどこまで優遇してもらえるかは不透明である。若さはないし、経験も中途半端。考えれば不安しか湧いてこないので、余計に考えることを先延ばしにしてしまうのだ。

「どうせ閉館になるならもっと早く、せめてわたしが二十代の頃なら良かったのにな……」

 思わず、言っても詮無い愚痴がこぼれる。

「りっちゃんの不安はよく分かるけど、社会で経験積んだ三十代を求めている企業もたくさんあるし、春までまだ時間はあるからじっくり探しなよ。それに会社都合の退職ならすぐに失業保険も出るだろうし、少しゆっくりしてもいいんじゃない?」

 律子の不安に同意を示しつつ、けれども実花は明るく励ましてくれる。誰かにそう言ってもらえると、不思議とそんな気がして心の中のもやが少し晴れてゆく気がした。

「ありがとね、実花」

 小さくお礼を言うと、実花は少し照れたようにパクチーサラダに手を伸ばした。


 気づけば店内は、いつの間にか殆どの席が埋まっている。律子と実花のテーブルの皿はほぼ空になっていたが、やがて最後に頼んだグリーンカレーが運ばれてきた。

「それにしても、今更だけどりっちゃんは何でソレイユに就職したの? ずっとシティホテル狙いだったよね?」

 ずっと気になっていたのだろうか。早速グリーンカレーを取り分けながら、不思議そうに実花が尋ねてきた。学生時代に授業の一環として実習を受けに行ったのも、バンケットで配膳のアルバイトをしていたのもフルサービスのホテルだ。実際に律子はシティホテルの面接を手当たり次第に受けていたのに、突然ビジネスホテルから内定をもらってそのまま就職を決めたので、実花はずっと不思議に思っていたのだろう。

「今でもフルサービスのホテルは憧れるよ。前に実花が働いていたところもだけどさ、まず制服がカッコ良いもん」

「りっちゃんは昔から、制服のことになると異様に熱くなっていたよね」

「ドアマンの手袋はやっぱ外せないアイテムだと思うんだよね。あとベルの帽子も。恰幅の良いマネージャーが黒服にサッシュ巻いてる姿なんて、眼福すぎてどうしようかと思うよね!」

 つい興奮して語ってしまうと、実花がまるで残念なものを見るような目をこちらに向けてくる。

「ごめん、りっちゃんが鼻息荒く興奮している理由がわたしにはよく分からない」

 実花が取り分けてくれたグリーンカレーを受け取りながら、何で分からないかなあと律子は口を尖らせた。

「昔ね、従姉のお姉ちゃんの結婚式ではじめてホテルの宴会場に行ったの。普段見ない制服のデザインは外国みたいにカッコ良くて、ホテルの人たちは子供のわたしを大人みたいに扱ってくれるし、すごく嬉しくてわくわくしたのを覚えてる」

「だからホテリエを目指したの?」

 実花の問いに、チキンと野菜がたっぷり入ったカレーを口に運びながら律子は頷いた。我ながら何とも単純な志望動機だ。

「それなら尚更、何でフルサービスのホテルに行かなかったの?」

「うーん、納得しちゃったのよね」

「へ?」

 補語の抜けた律子の答に、実花が問い返す。律子はもぐもぐとチキンを咀嚼すると、誰にも話していなかった十年以上も前の就職活動について語り始めた。


 律子がビジネスホテルチェーンであるソレイユホテルの会社説明会に参加したのは、ほんの些細なきっかけだ。子供の頃の憧れと、実習やアルバイトの経験を通じて志望先をフルーサービスのホテルに絞ったものの、当時は超氷河期で募集数自体が圧倒的に少なく大苦戦していた。そんな時、インターネットの就職掲示板に書かれていた情報を偶然見つけてビジネスホテルに興味を持ち始めたのだ。

「シティホテルで働きたいとは思っていたけどどこか漠然としていて、具体的にどのホテルで何をしたいかというのが描けていなかった。今思えば、面接でそこを見抜かれて落とされていたんだろうね。そんな時に、ソレイユは研修がしっかりしていて新卒者にとって良いホテルだという書き込みを見つけたの」

「確かに、よく本社まで研修受けに行ってたよね」

 ソレイユグループは古いホテルが多くハード面では不利な為、従業員のサービスの質を上げて競争に勝ち抜こうというのがポリシーだ。入社後はまず新入社員研修を受けて、一年後と二年後にフォローアップ研修を受ける。他にもインバウンド対策として実施される語学研修や、外部講師を招いたサービス研修やクレーム対応研修など、社員のステップに合わせた受講が義務づけられていた。ギリギリの人数でシフトを回している中で研修の調整をするのは大変ではあったが、WEBカメラなどを用いて自ホテルで受けられるシステムが構築され、競合ホテルの中ではかなり社員教育に力を入れていたのだ。

 そんな評判を耳にした律子は、半ば興味本位でソレイユホテルの会社説明会に申し込んだ。けれども人事担当者の説明は、正直他のホテルと大した差異はない。優秀な人材を集めるべく、どの会社だって自社の良いところばかりをアピールするに決まっている。特に感動もなく聞き流していた律子だったが、そのあとに登壇した先輩社員の話は非常に心惹かれるものであった。


「先輩社員が男女ひとりずつ登壇して、自分の業務と従業員から見た会社の良さについて説明してくれたの。まずは女性の先輩で、男女の差がなくやる気のある人が活躍できるとアピールしていたわ」

「うちの会社も男女差ないな。でも、新卒で入ったホテルは女性管理職がひとりもいなくて最悪だった」

 律子はあまり出世に興味はないが、頑張りは性別に関係なく平等に評価して欲しいのは当然の願いだ。女性支配人が複数存在するという先輩社員の説明は、なかなか魅力的に思われた。

「次にマイクを持ったのは、二十代半ばの男性社員だった」

「イケメンだったの?」

 律子の説明に、実花がふざけて茶々を入れる。

「さあね。でも背は高かった」

 悪戯っぽく笑いながらはぐらかす。

「ホテルは二十四時間常に稼働しているから、良いサービスを提供するにはひとりだけの頑張りではどうにもならない。みんなのサービスの連携ではじめてゲストの滞在が成り立つものだ。だから、どんな些細なことでもきちんと引継ぎをしていかないとゲストの満足は得られなくて、お客様に関する情報をスタッフ全員が同じように共有できるホテルこそが理想のホテルなのだと、その人はそう熱く語ったのよ」

「うん、確かに」

 誰かのミスのせいでゲストからお叱りを受けることがあるし、自分のミスのせいで同僚に迷惑をかけてしまうこともあるだろう。けれども逆に、チームワークのおかげでゲストからお褒めの言葉を貰うこともある。だからホテルの仕事は楽しいのだと、その人はそう言って笑ったのだ。

「その時はじめて、わたしはホテルの仕事がどういうものかすとんと胸に落ちてきたの。ひとりの力で成り立たない仕事だから、みんなで一緒にお客様にとっての太陽のようなホテルを目指しませんか。そう呼びかけられて、こんな先輩のいるホテルで働きたいなあと思ってしまったのよ」

 律子の唐突な志望先の変更に恩師は大いに戸惑っていたけれど、最後は応援してくれた。そのまま集団面接を受け、一次二次と無事通過し、最終の個人面接でようやく内定を得ることができたのだ。


 食欲をそそる匂いを放っていた料理はすべて、ふたりの胃の中に納められた。失礼しますと控え目に声をかけ、無駄のない動きでウェイターが空いた皿を下げてゆく。テーブルの上に残されたのは、水の入ったグラスだけだ。

「なるほどね」

 やがて、しみじみと納得したように実花が呟いた。

「ねえ、りっちゃん。転職するか、ソレイユの別のホテルに残るか。迷ってぐるぐるし始めたら、わたしに連絡しなよ」

「実花?」

「決めるのはりっちゃんだけど、わたしが転職した時の経験談くらいは語れるから。だからわたしに言ってよね」

 ぶっきらぼうな口調とは裏腹に、その言葉は優しい。じんわりと気持ちが温まるのを感じながらありがとうと口にすれば、素直じゃない友人は、講演料は高いからねと嘯いた。

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