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海を渡る蝶  作者: バルさん
第一章  新しい人生
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第十八話 「紅白戦オーダー」

一月がたった。


いよいよである、

神明高校野球部恒例の

一軍vs二軍

紅白戦の時が来た。


二軍の選手たちは、一世一代、

レギュラーを奪取する

絶好の機会に闘志むきだしでやってくる。


そしてその闘志の矛先は一軍レギュラーであり、

一年の一輝であった。


一輝は阪堂から忠告を受けていた。


「お前なら分かると思うが、

油断すると足元すくわれるからな。

気を引き締めて行けよ。」



監督も同じこと言っていた。


「一軍、二軍に差はない。あるのは結果のみだ。

一軍で甲子園の舞台に立ちたいのなら一人一人が

結果で示しなさい。それが一軍の使命だ。」



そして、一軍と二軍のオーダーが発表された。

一軍オーダーの中に矢羽一輝と阪堂虎の名はなかった。


矢羽一輝は

二軍の四番バッター

阪堂虎は

九番バッターで名があげられた。





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