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ティーには秘密があります。  作者: 伊藤 深雪
ティーと学園の友達に先生 の章
41/66

第41話 仲間外れより仲良しです。

お久しぶりです。

やっとテストが終りましたー!

「よくみたらさー、くろいめってカッコいいよな!」


「そ、かな...?」


「というか、ぜんぜんきもちわるくないよねー?」


「なんでおとなにはわかんないんだろう?」


「「「ねー!」」」


"忌み子なんてもともといないんだよ!"大作戦のお蔭で、みんなニーナちゃんのことを分かってくれました。

みんないい子です。本当に仲直りできてよかったです。


「わたしたちとちがわないよね、ぜんぜん。

なんでそうおもってたんだろ?」


マキちゃん...。


「なんか、なかまはずれってぜんぜんおもしろくなかった。」


ですよね、ですよね。

仲間外れ、ってする側もされる側も凄く居心地が悪いんですよ。

いいことも1つもないですしね。

損ばっかりだと思います。


「なかよくなっちゃったほうがたのしいよね。」


「そう! なかよしのほうがたのしいよ! いっしょにあそべるもん! 」


マリカちゃんもお友達は沢山いたほうが嬉しいんですよね。

ティーと同じです。

みんなでお友達になれれば楽しいし、沢山遊べるし、とってもお得です!


「おままごと、とかね!」




...あ、そういうことでしたか。


でも、つまり、家族が一杯いたほうが楽しいな、ってことですよね。

やっぱり、って呟きを溢しているレントくんとクリスくんは置いておくとして、みんなも共感してますしその通りだと思います。



時間の十分ある中休み、マリカちゃんがおままごとと言ったんです。

また大家族をするわけですよね?


◇◆◇◆◇◆


やっぱり仲良し大家族になりました!



やっぱりマリカちゃんに役が決められ、


やっぱりマリカちゃんがお母さんでレントくんがお父さんで、


やっぱりニーナちゃんはティーの可愛い妹役で、


やっぱりマリカちゃんの猛アタックにレントくんはたじたじで、


やっぱり兄弟姉妹ペットに応援されるマリカちゃんで、



やっぱり仲良しなのは、楽しいものです!



「やっぱり、みんなであそんだほうがたのしいね!」


突然、こんな事を言ってみても、


「「「うん! またあそぼ!」」」


なんて言葉が即座に返ってくるんですから、1年Bクラスは素敵なクラスです。


「お、なんかうまくいったみたいだね。

このクラスってほんと仲いいよね。」


様子を見に来てくれたミュウラ先生もそう言ってくれました。


この雰囲気を維持、いえ、寧ろ深めていきたいですね。

生活していくうちの大部分の時間をこのクラスと一緒に過ごすんです。

雰囲気づくりは重要です。


まあ、それ以前にティーがお友達をいっぱい増やしたい、っていうのも大きいんですけどね。


みんなで楽しく、仲良く!


その為に尽力するだけです!

あれ? クリスくんが登場していないような?

ん? レントもですね。

でもまあ、マリカちゃんは出てますからね! よしとしてください。


深雪はテストが終わってからクラスの友達とマックでお昼→カラオケ♪ でした。みんな体力あるなー、テンション高ー、と思ったカラオケでした。

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