第40話 大作戦! 決行する!
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まさか、深雪にこんな現象が起きるなんて...。
ありがとうございます!
三桁...。
ありがとうございます!
とにかくありがとうございます!
「よーし、いくぞ!」
「「うん!」」
ばーん! とレントくんが大きな音をたてて教室の扉を開けます。
皆が注目してます。
(さくせん、はじめ!)
とか思っているようですが、
「あー、お前ら、席つけ。あと静かにな。
訳ありなのは分かったが授業の後な。」
「えー...。」
まあ、そうですよねー。
今、二時間目の算数の授業中ですから。
トレン先生お騒がせしました。
ニーナちゃんの様子も問題なさそうです。お澄まし顔ってやつですね。
うんうん、これぞ友達パワーですよね。
皆もチラチラと様子を窺ってはホッとしてます。
「おい、アシアン、ミツヤイダー。
上の空すぎる、集中しろー。」
「「はーい...。」」
マリカちゃんもレントくんも、二時間目のあとの中休みに作戦を決行しよう、と思うと落ち着けないんですね。
クリスくんもなかなか落ち着けないようですが、ノートはとってますからね。二人はそれすらできてません。
うん、二人とも頑張りましょうね。
◇◆◇◆◇◆
「あ、チャイム為ったなー。
じゃあ、類題の6だけやっといてな。授業おわり!」
「きりーつ。」
「れーい。ありがとうございましたー。」
「「ありがとーございましたー!」」
中休みになりましたね。
結局、レントくんとマリカちゃんは授業に集中できてませんでしたが。
「うっし! にじかんめ、おわった!」
「さあ、やるわよ!」
まるで気にしていない様子ですね。
トレン先生も苦笑いです。
「じゃあなー、がんばれー。」
トレン先生の言葉はマリカちゃんたちには聞こえてませんね。
代わりにティーがお辞儀をしておきました。
「さあー、みんなきけー!」
あれ? 朝と違ってなんだか皆が気まずそうにしてます?
「あさのことだけ──」
「あの、ニーナちゃん!」
遮られちゃいましたね。
どんまい、クリスくん。次があるよ、きっと。
「え...。」
ニーナちゃんのお澄まし顔が、不安そうになってます。
「あのね、ごめんね。」
「...ごめんなさい。」
「「「ごめん!」」」
何にも言ってないのに皆から謝ってくれちゃいました。
「...。」
ニーナちゃんもびっくりしてます。
「ニーナちゃん。」
「あ、うん。いいよ。」
皆よかったですねー。ティーを見てくる子もいるのがちょっと不思議ですが。
仲直りですね!
「あれ? なかなおりだいさくせんが...。」
「なかなおりできちゃったね。」
そういえばそうですね。折角作戦をたてたのに決行する前に解決しちゃいました。
「いみごだからって、むししたりしてごめんね。」
あ。
...いま目が、キラリーン、て光りましたよね?
キラリーン、て...。
「これは、」
「いみごなんてもともといないんだよ、だいさくせんじゃない?」
「だね。」
「だな。」
水を得た魚、って言うんでしたっけね。
「みんなー、ちゅーもーく!」
「おれらがいーこと、おしえっからな!」
「えー?」
「いいことー?」
「なにそれー?」
「いいかー? よくきけー。じつは──」
「いみごなんてもともといないのよ!」
あ、今度はレントくんの言葉が遮られて...。
何はともあれ、仲直りできてよかったです!
仲直りしましたー!
よかったよかった。案外ここまで長かったです。
もっと早く収束すると思ってました。
ミツヤイダーって...、って思いましたよね。
勿論ミツヤサイダーからきています。
アシアンはアジアンです。
因みにクリスくんのパクテインは
たん[ぱく]質とプロ[テイン]です。
※なにそれー? と言ってくれればいいんです。
今日は数学の授業があったのに一式忘れていってしまいました...。
でも怒られなかったのでよかったです。
しおらしくしてたお蔭ですかね?
※タイトルでは"仲直り"大作戦! とは言ってません。
決行するのは、"忌み子なんてもともといないんだよ"大作戦! でもいいんです!




