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ティーには秘密があります。  作者: 伊藤 深雪
ティーと学園の友達に先生 の章
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40/66

第40話 大作戦! 決行する!

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まさか、深雪にこんな現象が起きるなんて...。

ありがとうございます!

三桁...。

ありがとうございます!

とにかくありがとうございます!

「よーし、いくぞ!」

「「うん!」」


ばーん! とレントくんが大きな音をたてて教室の扉を開けます。

皆が注目してます。


(さくせん、はじめ!)


とか思っているようですが、



「あー、お前ら、席つけ。あと静かにな。

訳ありなのは分かったが授業の後な。」


「えー...。」


まあ、そうですよねー。

今、二時間目の算数の授業中ですから。

トレン先生お騒がせしました。


ニーナちゃんの様子も問題なさそうです。お澄まし顔ってやつですね。

うんうん、これぞ友達パワーですよね。

皆もチラチラと様子を窺ってはホッとしてます。


「おい、アシアン、ミツヤイダー。

上の空すぎる、集中しろー。」


「「はーい...。」」


マリカちゃんもレントくんも、二時間目のあとの中休みに作戦を決行しよう、と思うと落ち着けないんですね。

クリスくんもなかなか落ち着けないようですが、ノートはとってますからね。二人はそれすらできてません。

うん、二人とも頑張りましょうね。



◇◆◇◆◇◆


「あ、チャイム為ったなー。

じゃあ、類題の6だけやっといてな。授業おわり!」


「きりーつ。」


「れーい。ありがとうございましたー。」

「「ありがとーございましたー!」」


中休みになりましたね。

結局、レントくんとマリカちゃんは授業に集中できてませんでしたが。


「うっし! にじかんめ、おわった!」


「さあ、やるわよ!」


まるで気にしていない様子ですね。

トレン先生も苦笑いです。


「じゃあなー、がんばれー。」


トレン先生の言葉はマリカちゃんたちには聞こえてませんね。

代わりにティーがお辞儀をしておきました。


「さあー、みんなきけー!」


あれ? 朝と違ってなんだか皆が気まずそうにしてます?


「あさのことだけ──」

「あの、ニーナちゃん!」


遮られちゃいましたね。

どんまい、クリスくん。次があるよ、きっと。


「え...。」


ニーナちゃんのお澄まし顔が、不安そうになってます。


「あのね、ごめんね。」

「...ごめんなさい。」

「「「ごめん!」」」


何にも言ってないのに皆から謝ってくれちゃいました。


「...。」


ニーナちゃんもびっくりしてます。


「ニーナちゃん。」


「あ、うん。いいよ。」


皆よかったですねー。ティーを見てくる子もいるのがちょっと不思議ですが。

仲直りですね!


「あれ? なかなおりだいさくせんが...。」


「なかなおりできちゃったね。」


そういえばそうですね。折角作戦をたてたのに決行する前に解決しちゃいました。


「いみごだからって、むししたりしてごめんね。」


あ。



...いま目が、キラリーン、て光りましたよね?

キラリーン、て...。


「これは、」


「いみごなんてもともといないんだよ、だいさくせんじゃない?」


「だね。」

「だな。」


水を得た魚、って言うんでしたっけね。


「みんなー、ちゅーもーく!」


「おれらがいーこと、おしえっからな!」


「えー?」

「いいことー?」

「なにそれー?」


「いいかー? よくきけー。じつは──」


「いみごなんてもともといないのよ!」


あ、今度はレントくんの言葉が遮られて...。


何はともあれ、仲直りできてよかったです!

仲直りしましたー!

よかったよかった。案外ここまで長かったです。

もっと早く収束すると思ってました。


ミツヤイダーって...、って思いましたよね。

勿論ミツヤサイダーからきています。

アシアンはアジアンです。

因みにクリスくんのパクテインは

たん[ぱく]質とプロ[テイン]です。

※なにそれー? と言ってくれればいいんです。


今日は数学の授業があったのに一式忘れていってしまいました...。

でも怒られなかったのでよかったです。

しおらしくしてたお蔭ですかね?


※タイトルでは"仲直り"大作戦! とは言ってません。

決行するのは、"忌み子なんてもともといないんだよ"大作戦! でもいいんです!

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