次へ向けて
錬たちは社長たちを拘束して椅子に座っていた。
社長たちはなにも言えず、ずっとうつむいていた。
錬はリアたちに見張りを頼み社長たちと錬は会話を始めた。
「おい、やっぱりアーロンじゃダメじゃないか。」
「すいません、でも見てくれ。」
そう言ってアーロンはポケットから数枚の薬草を取り出した。
錬は薬草を見てうなずく。
「これくらいの質なら大丈夫だろう。」
「そうかよかった。」
「まぁ数が少ないのは少し問題だがな。」
「これからどうするんですか。」
その言葉に錬は待っていましたと言わんばかりに話し出した。
「圧倒的に成長しているがこの街にはもう一つ大きな店があるだろう。」
「こういった店にそんなとこあったか。」
「いいや少し変わるがデュマリオの店だ。」
「あの魔石屋か。あいつはダメだろう。性格に癖がありすぎる。」
「いいや、別に協力する訳じゃない。」
「じゃあなにをするんだ。」
「っふ、なぜ僕が町長と仲良くなったと思う。」
錬の言葉に社長たちは顔を見合わせた。
だが、なにも思い付かず首をかしげた。
「理由は簡単だ。今回の企画が成功した。そうなればこれを企画したのが町長と知っている民たちは、次の選挙でも町長推薦するだろう。その事をネタに他にも企画をするのさ。」
「つまり、町長のかぶが上がる企画をするなかで数回魔石屋とガストンを戦わせるんだな。」
その回答に錬はうなずく。
「その通りだ。分かったなら後でリェルさんに解放するようにいっているから、今度はしくじるなよ。そうしないとここにいる人間の店は全て潰れるからな。」
空気は固まり冷たい空気が流れた。
錬はそんな事を無視し部屋から出ていった。
数分後リェルが社長たちを運びどこかの裏路地で解放したのだった。




