働きます
日が一番高く上がる時刻錬はすることがなかなか思い付かず木陰で腰掛けていた。
たまに仲間がチラチラ見え、申し訳なく思い顔を上げていられなかった。
フリマ二日目も特になにもしていないのだが昨日ほどではないが盛り上がっていた。
「はぁ、皆がせっかく時間をくれたのに僕は何も出来ていない。何かをしないといけないのに。」
ただただ、頭を抱え悩んでいた。
錬の頭の中ではそこまで盛下がっていないので、もういいんじゃないのかと思っていた。
そんな時、錬の目の前に立ち止まった人がいた。
錬は顔を上げるとそこには昨日一瞬で商品を売り飛ばした女性がいた。
「どうかしましたか。」
錬は立ち上がりその女性に問いかける。
だが女性は首を降った。
「私じゃないですよ、その言葉を受ける人間は。」
「では、誰に言えばいいんですか。」
「言う側ではないですよ。あなたは言われる側です。」
その言葉に錬は顔を触る。
表情が悪いことが分かる。
「はぁ、そうですね。それで一体何かようですか。」
「あっ、あのと、とくにはないです。」
「そうなんですか。じゃあどうして話しかけたんですか。」
「だって、顔色悪い人がいたら心配するのが当たり前じゃないですか。」
「まぁ、そうですね。」
「でしょう。だからどうしてそうなっていたのか教えてくれませんか。」
その言葉に錬はどうしてだかわからないが話してしまった。
錬の説明を聞き終わると女性はキュウカと名乗った。
そして二人で作戦を練ることになった。




