帰宅
ナギにおぶられてるところで目が覚めた。
けど夢のような空間にいる。
暗闇の中、景色が入り乱れている。
「起きたみたいだなぁ。詩生」
「もう体力が1mmも残ってない」
「あんだけの大作作ってりゃわけもないわ」
「すげぇだろ?」
「チバも言うようになりましたなぁ」
「なに目線だよ」
「師匠目線?」
「師事した覚えはねぇよ」
「ねぇ、あっち見て」
ナギが頭で方向を示す。しょうがなく見ると、俺とナギが喫茶店で喋ってる。でもその俺は、今の俺とは違うみたいで、なんていうか、、、
「あれは過去。しかもだいぶ前から分岐した過去だね。あっちの千葉の方が力は強そうだな」
「じゃあ俺を捨てるか?」
「なわけ!あそこまでした、私をなおも人間って思ってくれる千葉を捨てるわけがないじゃん」
「どうだか。あっちの俺も俺なら変わらない選択をするだろうな」
「だからあっちの私が千葉に目をつけたんだよね」
「そりゃ申し訳ねぇ、、、」
「まぁあっちはあっちで上手くいきますよ」
「未来でも予知したか?」
「できないですよーだ。これは勘!まぁ時間はかかりそうだけどね」
「だろうな。一筋縄じゃいかない誰かさんのせいもあるだろうし」
「うるさいなぁ〜落とすよ〜」
「マジでやめろ!」
「とりあえずネタバラシをしておくと、あの絵は胡散臭い教主に見せて、秘密裏に保管されることになる。教主は身を持って危険さを証明してからね」
「人の絵を呪物みたいな扱いにするのマジでやめてほしいな」
「チバーあんたが本気だしたせいでやばいの産まれちゃってるからね??でもまぁこれで依頼も完了するんよ。あいつも死にはしないから安心して。ちなみに今回の件でだいぶ金が入ります」
「なんかざっくりまとめたな。まぁ私達を見てる彼らのためにね」
「相変わらず訳の分からない説明するよな」
「千葉くんは知らない方がいいことだよ」
「へいへい」
「じゃあ、君らもさよなら?いやまたねかな」
「誰に言ってんだよ」
「誰だろうねぇ〜」
ナギはどこか遠くに笑いかけた。満足げな笑みを浮かべて。
改稿前のストーリーはここで一旦幕引きです。
ただ終わりのようで始まりでもあったり、、
それは改稿後の第四話を読んでいただければ幸いです
それではまた




