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柚科葉槻の怪談噺。  作者: 柚科葉槻
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再び地元の友達から聞いた話。2

 先の話の空き地の隣に、比較的広い土地と立派な建物を有する家がある。

 周りは背の高い石の塀と茂った木々に囲まれ、中の様子はあまり分からないが、多分、老夫婦が二人で住んでいるはずだという。

 

 ある日友達のお店に女の人がやって来て、その家について尋ねてきた。

 「人は住んでいるのか」「子供が二人いるか」など。


 友達の家もご近所とはいえ、その家とはほとんど交流がなかった。

 そのため、たまに見かける老人たちが住民ではないか、子供は居ないはずだと女の人に返答した。


 女の人はそれだけ聞くと、さっさと帰って行ったという。

 特に市役所の職員や何かしらの後見人といったような自己紹介は無かった。

 何故その家のことを聞いてきたのか。

 今のところ、その家に何か変化があったというようなこともないらしく、それがまたちょっと不気味である。

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