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風が吹く
風が吹く
ふと視界が広くなった
ふわりと視界の端に
黒が着地した
乗せられた何かが目に入った
痛くて開けられなくなる
それでも
風が吹く
風が吹く
うってかわって
今度は背中が涼しくなる
足が自然と前に
押される感覚
ぐっと力を込められたり
そっと撫でるようだったり
色々な押し方
風が流れる
この世界を
僕たちの体を抜けながら
またはぶつかりながら
風が流れる
今日もいい香りを運ぶ
お菓子袋も運んでく
それは本当はダメだけど
風は綺麗だ
追っても追いつけない
気付けば追われてることだって
風は綺麗だ
澄んでいるところも
淀んでいるところも
風と共に
僕も流れる




