恋を叶える賢いやり方(プロット)
AIに食べさせたプロットです。
主人公は孤児の少年、道端で誰かに襲われたと思ったら知らないふかふかのベッドの上で目を覚ました。近くに数人だけ人がいて、「殿下が目を覚まされた!」と言っている。
何の事だろうと思っていると、遠くにある鏡に映っている自分の姿が違うことに気づく。思わず鏡に駆け寄ると、それは時折捨てられている新聞に小さく乗っていた第三王子と同じ見た目であった。
自分は王子ではないと伝えようとしたが、伝えても取り合ってもらえない。どうも頭を強く打った衝撃で記憶が混濁していると思われているらしい。自分には孤児であった時の記憶があるというのに。
だが、王子としての生活はとても恵まれたもので、命の危険がない環境で一日三食の食事がもらえて勉強もさせてもらえる。だから、申し訳ないと思いながらも入れ替わっている間にたくさん能力を身に着けておこうと主人公は勉強や鍛錬に必死に励んだ。
数日後に引き合わされた婚約者という少女は、きらきらと輝く金髪と澄んだ青い瞳がきれいで「青空と太陽が降りてきたみたい」と言ってしまったが、少女が嬉しそうにしていたので失礼のないように丁寧にやさしく接した。
元に戻る方法はわからないし、戻ることがあるのかもわからないが、今の体に定められた役目を必死に身に着けて主人公の評判も上がっていった。
***
とある公爵令嬢は幼いころから第三王子との婚約を決められていた。
だが、第三王子は横暴で怠惰で、使用人はもちろん実の親兄弟からも疎まれる始末。
公爵令嬢を初めて見たときは嘲るように笑い「ありきたりな見た目でつまらない女だな!お前みたいなのが俺と結婚できることを光栄に思え!」と言われ、その後のお茶会でも罵られたりわざとお茶をかけられたり転ばされたりといったことが続いていた。
そんなことが続いて嫌になり、家を飛び出した令嬢は土地勘がないため治安の悪い地域に迷い込んでしまう。
どうしようかと怯えていると「大丈夫?」と年の近い少年が話しかけてきた。
彼は穏やかな笑顔を浮かべて「迷い込んじゃったの?ここは危ないから表まで連れて行ってあげる」と安全な通りまで案内してくれた。お礼をしようと思ったら、「そんなの大丈夫だよ。君が無事でよかった」と微笑む。
見え隠れする手足は細くて、痣だけでなく煙草を押し付けたような跡もあるのに、それでも清廉な少年のことを令嬢は大好きになってしまった。
だが、相手は平民の中でも下層のものである。
だから、王宮魔導士に依頼した。少年を攫って、自分の婚約者と魂を入れ替えた。自分の両親どころか、王家までもが素行を調査して許可を出してくれた。
そして、入れ替えの魔術は成功した。
中身の変わった少年は、生活が変わっても驕ることなく真面目で優しく穏やかで、まさに理想の相手となった。今では使用人からも愛され、親や兄弟からも大事に愛されるようになっている。もちろん令嬢だって彼のことが大好きだ。
そう思いながら、囚人の収監されている牢屋に向かう。
そこには、あの日の少年の見た目をした男が「出せと言っているだろう!俺の言うことが聞けないのか!!」「俺は王子だぞ!お前らなんかぶっ殺してやる!!」と口から唾だの泡だのを飛ばしながらやかましく騒いでいる。
王家の調査資料にはこのような内容が書いてあった。
『両親は他界しており身寄りも名前もない。両親が生きていたころは『おい』『役立たず』『穀潰し』と呼ばれていた。生まれから考えられないほどに信心深く善良なため、ありついた食料を他者に分け与えてしまうことも多く非常に生育状態が悪い』
なれば、この存在の今の名前は「穀潰し」なのだろう。とてもお似合いである。
その醜い魂の存在が令嬢の姿を認めて一層やかましさを増す。
「お前!何見てるんだよ!早くここから出せよ!使えねえな!!」「お前みたいなブス俺が娶らなきゃ誰も娶ってくれねえくせに!!」「早く言うことを聞けよこの鈍間ブス!!」
その暴言が聞くに堪えず、令嬢は眉をひそめ看守に一言、「王家より近々処分が下るそうです。ようやく静かになりますね」と微笑んだ。
午後からは定例のお茶会だ。以前までは憂鬱だった、今では毎日会ってもいいくらいに楽しみなイベント。
今日も清廉な中身に入れ替わった婚約者は令嬢のことを見て「今日もとびきり可愛いね。見るたびに恋に落ちてしまうよ。君が婚約者なんて僕はとても幸せだなぁ」と言ってくれるに違いない。
そして、令嬢の好きなお菓子を多めに分けてくれたり、庭園の花々を一緒に眺めたりして幸せな時間を過ごすのだ。
以前までは醜悪な表情ばかりで憎たらしかった婚約者の顔も、今ではとても穏やかでキラキラと輝いており大好きになった。
国王夫妻も「あんなにも穏やかで善良でいつも笑顔でいてくれるから、あの子がいるだけで心が穏やかになる。あの子はとても素晴らしい子だな」と笑顔で語るし、兄王子たちも「兄さま、兄さまって慕ってくれて、教えたことは懸命に身に着けようとするし、前のアレと違って健気で可愛い弟だよ。なぜ最初から俺たちの弟があの子じゃなかったんだろうか。神様が間違えてしまったのかな」と語っていた。
まるで”人が変わったかのように”優秀な人格者となった彼のことを疎むものは、もう誰もいない。




