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向かうは魔の部屋

20年前にもセラフィナでルピナス星人が地球に送られている。

今もどこかで地球人として生活しているのかも…

2人:じゃ!ばいばーい!!


昴 あ!見つけた!おとさーん!

おと あ!昴!どしたの?

昴 オカルト研究部行きませんか!?

おと(そうだった…この男に謎に勧誘されてたんだった…)

おと(しょーじき、行きたくないなー…だってキモすぎる…なんであんなやつがこの高校受かったんだよ!ふつー面接で落とすだろ!!)

おと 顔がいいという理由だけじゃオカ研には行きません。大事なのは性格です!!

昴 ん〜……とにかく!行ってみましょうよ!行ってみなきゃ何もわからないですよ?

おと …あんた、なにか隠してるでしょ。そもそも行きたい理由が雑すぎ…もし嫌じゃなければ言ってほしいな。入学式の時のお返しで私なんでもするからさ!

昴 …バレたか。じゃあ、話しますね。僕がルピナス星人なのはおとさんも知ってますね?僕がオカ研に行きたい理由はそのルピナス星人について調べたいことがあるからです。

おと 調べたいこと…?

昴 はい。ルピナス星人には代々不思議な儀式があるんです。

Seraphinaセラフィナ』といって、20年に一度、若い男性のルピナス星人が地球の女性と結婚するために地球に落とされるという儀式なんです。

おと …なんか怖いね。だから昴はその儀式を受けて今ここにいるって言うことだね?

昴 はい。そうです。ですが、儀式を受けた側なのにいつから、なぜこの儀式があるのか分からないんです。それを調べにいきたくて。ほら、宇宙関係も大歓迎って言ってたじゃないですか。

おと ……そういう理由なら私も一緒に行く。昴が納得いくまで一緒に付き合うよ。

昴 ありがとう。

おと へ?今敬語じゃなーい!!もしかして昴くーんタメ語で話すの初めてじゃない!?

昴 あ!い、いや別にいいじゃないですか!!恥ずかしい…

おと あっはは!あ〜じゃあ、明日の放課後ちょっと部室行ってみよ!!

昴 そういえば、慧悟くんが僕がオカ研の部室に行きたいと言ったときに「行かないほうがいい。オカ研の部室=魔の部屋だ。よーーく覚えとけ。」と言っていましたが、大丈夫なんでしょうか?

おと あ〜〜〜比喩表現だから、だいじょぶだいじょぶ!気にしないで!

昴 よかった…

おと よし!向かうは魔の部屋!

おまけ

おと なんだ〜せっかくタメ口使ってくれると思ったら、ありがとうのあのひと言だけかよ〜

昴 敬語のほうが落ち着きませんか?

おと 私としてはずっと距離置かれちゃってる感じするな〜…

昴 おとさんは僕と仲良くなりたいんですか?

おと え?もう仲いいじゃん。だから、タメ口なんじゃん。

昴 はっ…そうだったか…。今までごめんね。僕、おとさんのこと心配させちゃってた。

おと っ……お、おとさんも禁止!!

昴 えぇ…!

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