41.天然王女は相談する
~王女視点です~
誰かに相談しようと思ったが、アイリスとケイジュ様の事を知っているのはケイトさんだけだしやはりここはケイトさんだろう。とはいえアイリスの目があるので中々難しい。とりあえず私は放課後生徒会室を訪ねた。
「こんにちは~(*´ω`)」
「うわぁっ!王女様(;゜Д゜)」
応対に出てくれた役員の人がビックリした顔をする。部外者が突然来て驚かせちゃったのね、手短に済ませて邪魔しないようにしよう。そう思いながら中に案内され勧められた椅子に座る
「い、いらっしゃいませ王女様、ご用は何でしょうか?も、も、もしや、ま、また差し入れとか!?(;゜Д゜)」
応対の人が震えながら聞いてくる、寒いのかしら?確かに秋も深まって来たしね。
「ううん。今日はケイトさんに用があって来たの~差し入れならまた今度用意するわね(*´ω`)」
どうやら以前の差し入れを期待されてたようだ。今度持ってこようっと
「いいえ!とんでもない!!(;゜Д゜)」
凄い勢いで首を横に振られた。ちょっとびっくりした。身分で遠慮されてるのかしら?
「遠慮しなくてもいいのよ~(*´ω`)」
「いいえ!!!!生死の境をさまよう…じゃなくて公私の区別はつけたいので!!!!!!(;゜Д゜)」
「それもそうね~~(´-ω-`)」
部外者が邪魔をするわけにもいかない
「王女様!いらっしゃってたんですか!?(;´・ω・)」
話をしてるうちにケイトさんが来た。どうやら外に出てたらしい
「お帰りケイト王女様がお前に御用だそうだ、ここはいいから王女様のお相手しして差し上げろε-(´∀`*)ホッ」
そう言って応対の人は私とケイトさんを外に送り出した。何だかホッとされてたような…?
「王女、用は済んだのですか?」
生徒会室を出ると表で待っていたアイリスが聞いてきた
「ううん、これからケイトさんと話があるの、アイリスは先に帰ってて(*´ω`)」
「いえ、護衛なので離れるわけにはいきません(´-ω-`)」
「大丈夫だ、王女様は俺が守る(`・ω・´)」
ケイトさんがこぶしを握って援護してくれる
「別の意味で不安です(´-ω-`)」
「どういう意味だ!(`・ω・´)」
「……王女。婚約者のある身で他の男と2人きりというのは問題です(´-ω-`)」
「「そ、それは……(;一_一)」」
そう言われると反論できない……どうしよう
するといきなりアイリスの後ろから手が伸びてきてアイリスの口と体を拘束する
「ん―――っ!んん―――!!」
「まぁまぁ。任務熱心なのはいいけどここは学園だしケイト君もついてるしそこまで細かく言わなくてもいいんじゃないかなぁ(#^^#)」
「会長(`・ω・´)」
「ケイジュ様(´・ω・`)」
後ろから現れたのはケイジュ様だった
「さぁ2人とも今のうちに行って。ただしあまり遠くに行かずすぐ戻ってくるようにね(#^^#)」
「「は、はい(;´・ω・)」」
そう言って私達は駆け出した
「「はぁはぁ…」」
たどりついたのは裏庭だった。ここなら人目はない
「はぁ…王女様大丈夫ですか?(`・ω・´)」
「大丈夫よ。それより呼び出して付き合わせてごめんなさい(=_=)」
「いえ王女様の為なら(`・ω・´)ところでご用は何ですか?」
「あ、ごめんなさい。アイリスとケイジュ様の事なんだけど…2人が酷い目に合わずに婚約破棄するにはどうしたらいいのかしら?(;´・ω・)」
「え、2人が酷い目に合わずに…ですか(;´・ω・)」
「えぇ。どうしたらいいのかしら?」
「それは中々難しいですね。婚約破棄となれば必ず誰かが悪者に…( ゜д゜)ハッ!」
「ケイトさん?どうしたの(´・ω・`)」
ケイトさんが何かを言いかけて止まったままみるみる顔色が悪くなっていく
「い、いえ何でもないです(;゜Д゜)」
「でも顔色が悪いわ。具合でも悪いの?何かあるなら言ってみて(;´・ω・)」
ケイトさんにはいつもお世話になっているし、何かあるなら力になりたい
そう思ってジッとケイトさんを見つめてみる。お母様直伝の必殺技だ、よく分からないけど男の人は2人きりでじっと見つめられると弱いらしい
「う、う、う…(;゜Д゜)」
ケイトさんがどもりながら後ずさりするけどじっと待つ
「ダメだ俺には言えない!王女様が悪者になればご希望通りに破棄できるなんて(>_<)」
「え、私が悪者に?(;´・ω・)」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(ノД`)・゜・。」
ケイトさんは泣きながらものすごい勢いで去っていった
私は1人残されたままケイトさんが言った台詞をつぶやく
「私が悪者…」
笑いが足りないなぁ…(´-ω-`)




