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リーリンの花のように  作者: きみあきつき
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【メルの日常】

おまけ

お読みになる時にひらがな変換していただくと

よりメルに近づけるのではと思います。

 私の名前はメル。猫族なのよ!

 私にはお兄ちゃんが2人いるの。1人は本当のお兄ちゃん。とってもカッコよくて大好きなの!もう1人はねー、私たちを助けてくれたリクお兄ちゃん。

 私たちの住んでた村が魔物に襲われてね、お兄ちゃんと一緒に助けを呼びに行ったの。でも途中でね、狼に襲われて頑張って走ったけど追いつかれちゃったの。お兄ちゃんが庇ってくれたけど、囲まれちゃって転んだ所までは覚えてるの。


 すっごく美味しそうなお肉の焼ける臭いで気が付いたの。とってもとってもお腹が空いていたから、お兄ちゃんと一緒に食べたの。お肉を焼いていたのがリクお兄ちゃんだったの。何かお兄ちゃんとお話してたみたいだけど、お肉が美味しくってお腹いっぱい食べたら眠くなっちゃった。


 朝起きたらお兄ちゃんに、お肉を焼いてたお兄ちゃんが狼から助けてくれたって聞いたの。それからね、私たちの村にも助けに行ってくれるって言ってくれたの。すっごく良い人なの!朝ご飯もたくさん用意してくれたのよ!


 村に着いたけど誰もいなかったの。お兄ちゃんが村中走り回って探していたけど、皆いなくなっちゃったの。私はリクお兄ちゃんに抱っこされてたけど、お兄ちゃんの泣いてる声聞いて悲しくなっちゃったの。お兄ちゃんに抱き着いて一緒に泣いちゃったの。そしたらね、リクお兄ちゃんが抱きしめてくれてね、お兄ちゃんと一緒にもっと泣いちゃったの。


 それからね、辺境の街ラットルに行く事になったの。もしかしたらお父さんとお母さんが逃げてるかもしれないってお兄ちゃんが言ってたの。村の人達も誰かいるかもって。でもね、誰もいなかったの・・

 お兄ちゃん達がおっかないおじさんとお話ししてたけど、よく分からなかったの。


 初めて宿って所にお泊りしたの。ご飯もすっごく美味しかったの!夜はね、お兄ちゃんと一緒のお布団で眠ったのよ!お父さんとお母さんにはもう会えないけど、お兄ちゃんが居てくれるから寂しくないのよ。


 お兄ちゃんはリクお兄ちゃんと一緒に冒険者になったの。だからお兄ちゃんが帰って来るまでイジーおばちゃんと一緒に居るの。お宿に来るお客さん達もすっごく優しくてね、みんな私の頭を撫でてくれるのよ!お菓子だってたくさんくれるの!


 でもね、リクお兄ちゃんにお勉強しなさいって孤児院って所に連れて行かれたの。お宿でお留守番してたかったのにな~。


 孤児院にはたくさん子供がいたの!私より小さい子や大きい子がたくさんいたの。それに大好きな絵本もあったのよ!シスターが読んでくれたの。

 フィナちゃんって言うお友達も出来たのよ!フィナちゃんは私より1つお姉さんなの。すっごく優しくてね、絵本を一緒に読んでくれるのよ。

 男の子たちはちょっとうるさくて苦手だけど、フィナちゃんに会えるから孤児院に通う事にしたのよ。


 孤児院に通う事になってね、1つだけリクお兄ちゃんとお約束したの!名前を呼ばれたら元気よくお返事すること!元気よくお返事してくれる人に嫌な気持になる人は居ないだろうからって。ほんとかな~?ニコニコ笑顔でいるとなお良いって。メルの笑顔は一番可愛いって言ってくれたのよ!

 

 今日もお兄ちゃん達が迎えに来てくれるまで孤児院で待ってるの!


お読みいただきありがとうございました。

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