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第38話 黄金の蝶
なあ「ちょうちょさんー。ちょうちょさんなのー」
姫乃「あれ、いつもより機嫌良さそう。何か良い事でもあったのかな」
啓区「良い事は無かったけど面白そうな事は聞いたみたいだよー。さっきなあちゃんが、「ちょうちょさんのお話聞いたの!」って教えてくれたんだよねー」
姫乃「ちょうちょさんのお話?」
啓区「なんかねー。何でも願い事が叶う蝶がいるかもって話ー、ルーンさんから聞いたらしいよー。それで見つけるんだーって張り切ってる感じ―」
姫乃「何でも願いが……、そっか未利の為に」
なあ「ちょうちょさんどこなのー。ぴゃ、でももうすぐとっくんの時間なの!」
啓区「でも、ほら……。僕達いまは修行とか色々やる事があるからねー」
姫乃「確かに、願掛けしてる暇とかないからね」
なあ「うーん、どうしようなの。……そうなの、頑張ってから探せばいいって思うの。あとのお楽しみなの。ちょうちょさん待っててほしいの!」
姫乃「やる事しっかりやった後に探しても意味ないんじゃないかなって思うけど、あんななあちゃん見てると……」
啓区「当たり前の事でも言いづらいよねー」




