表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白かん! ~詰めりゃいいってもんじゃない~  作者: 透坂雨音
第四幕 マリオネットの踊る舞台

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/134

第31話 寝るとこ2



 寝る前。


 それは、シュナイデル城に世話になる様になって数日の夜の会話。


 姫乃「うーん……」


 部屋にある二つのベッド。

 その片方の布団に入った姫乃は室内の様子を見て、考え事を始めた。


 未利「どったの、姫ちゃん。何か気になる事でもあった?」


 すぐ隣で、布団の中にすっぽり潜り込んでいた未利が声を聞きつけて顔を出す。


 姫乃「そういう事じゃないんだけど、ちょっとこれで良いのかなって思って」

 未利「修行?」

 啓区「それともこの先の事とかー?」

 姫乃「ええと、そのどれでもないよ。なんて言えばいいのかな……」


 姫乃は自分達用に与えられた部屋の中、揃った面々を見つめる。


 啓区「あー、男子がいると事かー。良かったー。未利やなあちゃんが気にしないのはともかく、姫ちゃんまで自由だったらこの先どうしようかと思ったよー」

 姫乃「あ、そういうのじゃなくて。それはいいんだけど」

 啓区「えっ? そういうのじゃないんだー。えー……」


 物凄く困ったような啓区だが、その一人を置いて話が進んでいく。

 先程から会話に交ざらないなあは、もう一つのベッドで健やかに寝息を立てている。


 姫乃「一部屋に四人って、窮屈じゃないかな」

 未利「ふぁ……別に気にならないけど? アタシ達なんかはもっと大人数で、すし詰めになってた事だってあるし、こんなの広いくらいでしょ」

 姫乃「私としても、普通の家よりは広いし大丈夫かなって思ってるんだけど」

 未利「そんなの今更。……ふぁ、……すー……あ、やば。眠いから、寝ていい?」

 姫乃「え、眠かった? ごめん」

 未利「別に気にしな、ふごふご……」


 フォローの言葉を機能させないまま未利は再び布団の中にすぽっと潜り込んでいった。すぐに寝息が聞こえ始める。


 啓区「今更だけど、部屋変えた方がいいんじゃないかなー。姫ちゃん達ちょっと色々将来が心配になるよー」

 姫乃「? 啓区は部屋狭かった?」

 啓区「それは大丈夫ー。あれ、僕の感覚がおかしいのかなー、幼なじみフラグを置いてもあれってなる感覚おかしいかなー。えー、あれー?」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ