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つながるピース
八年前の大反乱では多くの死者がでた。
罪のない人間までも巻き込まれ命を立つ、
まるで赤い炎のように赤い血で溢れた街は目に焼き付いて消えない。
黒髪の少年、アルは真っ黒なその瞳で街を眺めていた。
そう遠くないが、外壁に守られているため城の一部しか見えない。
「…」
目に憎しみを灯しながらふいっと方向を変えた。
辺りは夕日に照らされオレンジ色の世界が広がる。
ザクザク草の中を歩くアルの耳に金属に当たる音が聞こえた。
反射的に木々の後ろ地隠れ、警戒をすると少し離れた地面が盛り上がり、出てきたのは赤髪の少年だった。
ひどく疲れた顔で息を切らしながら、キョロキョロと辺りを見渡している。
特に殺意は感じないのでアルは様子を見ようとじっと息を殺した。
少年は街を見つけると、はーっと息を吐いてそのままその場に倒れこんだ。
その行動にギョッとしつつ様子をうかがうものの、少年はすやすやと眠っている。
(どこから来たんだ?…何かに追われている?)
アルは少年に近づく。
「おい、死ぬぞ」
声をかけるも無防備に寝ている少年にはー、と溜息をつき少年を掴むとずるずると森の奥へ引きずった。




