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ウサギということは…カエルもアリ?

 暑い昼下がり坂の下に住んでいるシロロが訪ねきたわ。


「ぽんさん、こんにちは。」


「あら、シロロお久しぶりね。」


「はい、ご無沙汰しています。」

 綺麗にお辞儀するシロロの後ろにシロロと同じ真っ白な毛並みの子猫がいるわ。シロロの真似をして、頭をちょこんと下げるのが何とも言えず可愛らしいわね。


「春に産まれた子ね?だいぶ大きくなったようだけど、もう狩りを教えているの?」


「はい、だいぶ大きくなったので、少しずつ狩りを教えようと思っているところです。その前にぽんさんに挨拶をと思いまして…

 ほら、ウサギ、ぽんさんにご挨拶して」


 シロロに押し出された子猫がぴょんと前に出てきたわ。

 真っ白で、しっぽが丸い…ぴょんと跳ねるとうさぎのよう…。

 猫よね?

 耳と顔は猫だわ。

 シロロに押し出されたウサギは初めて来た場所にテンションが上がっているのか、ぴょんぴょん跳ね回りちっともじっとできないようす。

 うん、跳ねるとまるでウサギね。


「こら!落ち着いて!!まずはご挨拶って言ったでしょっ!!」


「かぁさん痛いよ!踏まないで!!

 ゔゔ~~~

 ぽんさん、はじめまして、ぼくウサギです。」


 母親のシロロに背中を押さえつけられてやっと少し大人しくなった子猫はぴょこぴょことお辞儀とあいさつをしてくれたわ。

 子育ての大変さはわたしもよく分かっているから、多少落ち着きのないあいさつだって、微笑ましく受けることができるのよ。


 わたし りっぱなレディですもの


 幼い子猫の行動にはとても寛大よ


 ところで…


「この子猫の名前は誰がつけたの?」


「それが…人間たちがこの子猫をウサギ、ウサギって呼ぶものだから、この子猫もすっかりそれを覚えてしまって…わたしももうそれでいいかなぁって、ウサギにしたんです。名前は覚えやすくて、呼びやすいのが一番だから…」


 なるほどね


 じゃぁ、みどり色か茶色の毛並みでぴょんぴょん跳ねるひとにはカエルって名付けるのかしら…?


 貴方ならどうする?




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