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トネリコの繋ぐ宙―奈落篇―  作者: あーもんどツリー
4 《アスガルド》革命
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予兆

予兆

何かが起こる前触れ。





動き出す謎の勢力。

それはゆっくりと、しかし確実に近づいていた。

街は栄えている、水は美しい、空は深い群青だ。

そして何を差し置いても。

―平和だ。俺はここに着いてまず、そんな感想を抱いた。





《アスガルド》。都市ごとの美しさといったら、

神の都と呼ぶに、ココより相応しい世界はないと思われる。





ここなら、休みが摂れそうだ。

そう判断した俺は皆に提案した。


「これまで忙しかった分、ここで長めの休息を摂ろう。桜海のお祖父さんの話も聴きたいしさ」


「・・・はい!」


桜海の顔が嬉しそうに赤らみ、夜色の瞳は輝いた。


「私も、金物屋で工具買いたい」と璃瑠。


「私、市場で果物買って来たい!」と絵茉。


やっぱり皆、女子だな。

こういう自由になった時、女子というのはキャピキャピというか、生き生きとした目をする。

周りがそうでなくとも、少なくとも彼女たちはそうなのだ。


「それじゃあ、決まり!」







こうして俺たち旅団一行は、一時的に解散という形になった。

その後、俺たちはそれぞれ、久しぶりに日常を取り戻し、自由気ままに時間を過ごすのだった。





同時、《アスガルド》圏外の空間。

十何艘編成かの、大規模な船団が《アスガルド》へと向かって前進して来ていた。



「あそこか・・・。あそこに私の求める、宝物が・・・」

読了ありがとうございます。

どうも、あーもんどツリーです。

今回の話は、別に書いた短編とクロスする構造にさせて頂きました。

短編「カルト」を読んだ方は、その正体が分かると思います。

読んでない方も、後々名前とかも出てきますので、その辺はご心配なく。


話は変わりますが、私、流行に乗れないタイプの人間なんですね(笑)。

周りが話題にしていると、自分がそれに乗る気が失せてしまうんです。

乗れないのではなく、乗らない。

今のマイブームは五年前くらい前のアニメを見る事です。非常にスローなマイペース。

こんな事は置いといて。


早ければ次回、ハルトと《アイツら》が出会ってしまいます。どうなることやら。

というわけで、話はどんどん加速していきます!

次回もよろしくお願いします。

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