世界の話。中編っ!!
有辺 絵茉が登場する今回。
軽く世界の名前について、そのあとには人名も幾つか出てきます♪
「どもー♪私ね、有辺 絵茉っていうの!!元ヤンだよー!!」
物騒なことをニコニコ叫びまくるこの娘、本当は精霊である。
「桜海に《ユグドラシル》のことを教えてあげて、って言われたんだけど、あなたはもっと知りたいこと、ない・・・?」
誘惑のつもりだろうが、全くもって色気の欠片もない。
「ごほん。まぁいいけどさっ!せんせーがちゃんと授業しちゃうんだから!!」
ロリっ子は可愛いものだが、ここまでだと流石に引く。
気を取り直して。
《ムスプルヘイム》:火の世界。巨人スルトやサラマンダーのような、燃える《物理》生物が多数生息している。
《アルヴヘイム》:光の妖精の世界。絵茉の故郷でもある。後述する闇の妖精とは敵対している。
《スヴァルトアルヴヘイム》:闇の妖精の世界。
先ほどの光の妖精とは敵対している。
「尺余ったの?」
またまたメタいことを・・・。
「じゃーあ、特別にー、コレを教えちゃう‼」
これだけは知っておきたい!
北欧神話の登場人物講座ー!!
・オーディン:最高神。文化を人間にもたらす神。また、夜の神とも言われる。
・トール:雷神。神の中でも一番力持ち。自分の持つハンマーで何でも壊す。
・ロキ:悪戯の神。神と巨人、そのどちらをもそそのかし、酷い時には戦争に発展させてしまう。
が、最終的に財宝を引き寄せる為、その悪戯に文句をつける者はいなかったという。
・シグルド:別名ジークフリート。龍の体液を身体に塗り、不死を手に入れた勇者。
妻の名はブリュンヒルデという泡の権化。
・フレイア:戦う女神、ワルキューレの隊長。
また、愛の神。美しい容姿は、あらゆる生命に愛されたという。
「まぁ他にも沢山いるけど、この位で大丈夫だと思うよ!」
はい。そこまでマニアックな名前を出すつもりはありませんのでご安心を。
「あ、時間だ!お疲れ様ー!!」
と言い、絵茉は勝手にどこかへ行ってしまった。
次回。
流れでいけば後編はあの人がでます。
お楽しみに!!




