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C【派生シリーズ】邪  作者: 邑 紫貴
感謝短編

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78/95

【微笑】②冬休み企画ほか

本編で連歌れんかが、小鹿こじかに入手した下着を見せて、ニヤリ……

彼は、どうやって手に入れたのか!?

『小悪魔が微笑んで……』side連歌


見つけた獲物を追い詰めるため、彼女の家の前に到着。

その前に立ち、インターホンを押そうと手を伸ばした。

「あらぁ~?男前な子が、ご訪問♪くすくす……小鹿でしょ。まだ寝てるの。入って!お名前は?ふふ。寝込み、襲っちゃう?」

……朝から元気な方です。

雰囲気が似ているから、小鹿のお母さんでしょう……けど……

口早に、何を言いましたか?

強引に腕を引かれて家に入る。背を押され、小鹿のいる部屋があるだろう階段へと導かれた。

さすがに、そこまですると嫌われるのでは??

「いい匂いがしますね。朝食を、ご一緒にお話をしたいのですが。」

にっこり笑顔を向けた。

「……ふふ。意外と、慎重なのね♪」

底が知れない方です……小鹿は、お父さん似でしょうか?

「改めまして。松木まつのき 連歌れんかと申します。」

「初めまして。林野はやしの 里鹿りか。小鹿の母です。これから、末永く宜しくね♪座って!」

席をすすめられ、椅子に座る。

何と言うか、明るい方ですね……小鹿も、本来はコレなのでしょうか?

黙っていれば可愛いのは、同じですよね……悪くはないのですが……

じっと見つめる俺に、微笑む。

「ね。連歌くん?」

「はい。」

「どこまで行ったの?」

「……これからです。」

少し、自分に余裕がなくなっていくのを感じる。

「ふふ。連歌くんは、Hな言葉を使う女はキ・ラ・イ?」

何でしょう?試されているのですか??

……この方、小悪魔ですね。

「嫌いではありませんが、好みとは異なりますよ。」

俺をじっと見つめ、ため息。

「そっかぁ~残念。私は、仰近おおぢか好みに仕上がっちゃったから♪くすくすくす……連歌くんのお好みに、小鹿は染まっちゃうのかしら?染めちゃう?それとも……そのまま食べちゃうのかな?」

……どう、答えればいいのでしょう??

仰近おおぢかさんが、小鹿のお父さん。一体……小鹿は誰に、似たのでしょう!?

仕上がりの前が、とても気になります。

……俺色に染める……あ、考えるとニヤケてしまいますよ。

俺も、まだまだですね。

「可愛いぃ~~♪ねね、連歌くん。ちょっと、待っててね!!」

「はい。」

つい身構えてしまいます。

嬉しそうに走って、台所を離れ……戻ってきた。

後ろに手を回し……首を傾げ、長い髪が揺れる。

「欲しい?」

何を持っているのでしょうか??

『欲しい』か……いらないとは、言えない雰囲気ですよ。ふふ……

口元がゆるみ、微笑んでみた。

里鹿さんは小悪魔な微笑みを返し、俺の手に柔らかいものを握らせる。

「あげるね♪私からのプレゼント!!」

視線を手に移すと……そこにはブラ。大きなくぼみには、セットのパンツ!?

思考が鈍くなります。

人生の中で、こんな状況は……今までに、あったでしょうか??

「心配しないで。小鹿のだから♪」

……心配……って?

里鹿さんの様子を見て、自分がおかしいのかと疑問符が頭を埋め尽くす。

柔らかい布。ドキドキ……サイズが気になります。

視線は、いつの間にかブラに釘付け……

トントンっと、小さな足音が大きくなって近づいてくる。

慌てて、手にあったものをポケットに入れた。

平静を装い、寝起きの小鹿に挨拶。

「おはようございます。」

驚いた顔で固まった小鹿に、安堵を覚える。

目の前に出された味噌汁を、一口飲んだ。

「おいしいです。」

日本の味に、いつもの笑顔が戻るのが分かる。

小鹿が間に入ると、里鹿さんの言葉もいい攻めになります♪

ふふ……このブラは、サイズを確認後に小鹿へ返しましょう。

上手く事を運べば、パンツは手元に残せるでしょうし。

くすくすくす……そんな俺に、里鹿さんは嬉しそうに微笑む。

小悪魔が微笑んで……




『悪魔が微笑んだ夜』side連歌

小鹿は、朝起きて自分の胸に点々が転々とあるのを発見?!

さぁ、その夜……何があったのか?悪魔な彼に訊いてみましょう♪


林野家。いつものように、夜ご飯をご馳走になりにお邪魔しました。

「連歌君、いつ見ても……ほぅ。男前ねぇ~~。」

おばさんは、いつも快く迎えてくれます。ただ……

「何しに来た!!さっさと、帰れ!!」

小鹿に、威嚇され……可愛い子猫を想像します。

いじめたい……ムチャクチャにして、泣かしたい。

「にゃぁあ?!何だ、何だ??寒気が!!」

勘の鋭い猫だ……。ふふっ。

「もう!今日は、晩御飯いらない。風呂に入って、寝る!!……覗くなよ?」

「ふふっ。期待には、応えたくなります。」

「……ぶっ殺す!!」

目が据わって、本気ですか?

「残念です。……あまり、焦らすと……手加減しませんよ?」

俺の、ちょおっとした冗談に……口をパクパク……顔は、真っ赤で可愛いなぁ。

「~~っつ死ねっ!!」

足音を荒げ、遠ざかる。

はぁ……口が悪いのは、あいつへの憎しみですか?

……いつになったら、傷は癒えるの?俺は……何も、出来ないのですか?小鹿……

「連歌君は、優しいわねぇ~~。そうだ、見て見てぇ~~。今日、薬局の安売りで!ジャン!!養○酒、買っちゃった♪いつかは、手を出そうと思いながら~~。」

小鹿のお母さんも、可愛い人ですね。

「そろそろ、お父さんも帰ってくるわね。……ちょっと、味見してみようかな?連歌君もどう?」

「いえ、俺はいいです。」

俺はニッコリ笑顔で、食後のお茶をすする。

「……ただいま~。」

おじさんの、お帰りですね。

「お邪魔して……」

「待て、ストッ……プ。あぁ~~。飲んじまった……か。」

俺の挨拶を遮り、おばさんの養○酒を飲んだコップを取り上げた。

「……欲しい。」

「あちゃ~~。連歌君、ごめん……。」

いきなり激しいキスの音。

……。

さすがの俺も、思考が止まります。

何度か、おじさんとも話をしましたが……まさか??

音が静かになり、声をかけられる。

「……連歌君、ごめん……寝ちゃったみたいだから……席を外すね。」

「お母さん、どうしたの!?」

お風呂上がりの良い匂いのエモノ……いえ、小鹿。

「あぁ、小鹿……それ……隠しておいて!」

おじさんは、おばさんを担ぎながら小鹿に指示する。

「隠すって?……とりあえず、部屋にもって行こうかな?……で、何を見てるの?」

「可愛いパジャマです。ノーブラを想像してますが、何か?」

「~~っ!!バカ!!」

【バシャッ……】養○酒が、服にかかる。

「……あ、謝らないからな!!」

「こら、小鹿!!」

戻ってきたおじさんにタイミングよく見つかった小鹿は、階段を上がって逃げた。

「……はぁ。洗濯するよ。連歌君、着替えを出しておくし、風呂に入りなさい。匂いも、気になるだろ?」

「では……。」

なんだか、変なことになりましたが……

このお風呂に、さっきまで小鹿がいたんだと思うと……やばいですね。

匂いが……包んで、夢の中にいるみたいです。幸せだ……

お風呂から上がり、台所へ向かう。

「本当にすまないね。……小鹿は……」

「良いんです。今は……」

【携帯のコール音】おじさんのだ。

「はい。……えぇ!?分かった、今すぐに行く!」

真剣な表情で、俺の肩に手を置いた。

「お願いがある……」

おじさんの留守を任されました。

どうやら、おばさんは少しのアルコールで悪酔いするらしい。

でも、朝まで起きないと……。

おじさんは、ニヤリと……小鹿と一緒の部屋に泊まってもいい。

……なんて、どうしましょうかね?

小鹿の反応次第……か?

制服は、乾燥され……シワも無い。良い洗濯機……高そうですが、欲しいかも。

小鹿に、声をかけて……くすっ。少し、コミュニケーションしますか。

可愛い子猫を、手なずけて……ふふっ。楽しみです。

【コンコン……】

返事はない。当然、入りますよ。

ドアは、簡単に開いた。

「……ふふっ。連歌……おいで……」

入った俺を、今までに見たこともない笑顔で両手を広げた小鹿。

……。夢を見ているのでしょうか?

「ね、おいで……よしよし、してあげるよ?」

首を傾げ……可愛い微笑み。

小悪魔が微笑む……俺を誘うようにして。

俺は、誘われるまま……ベッドに右膝を乗せ抱きしめる。

「……ふふっ。連歌……可愛い……」

頬に、小鹿からのキス。

良い匂いと、柔らかい唇……。夢では、無いようですが……。

ベッドの横に、養○酒……。飲んだ後。

……。まさか、酔ってる!?

(容量・用法を間違わなければ、未成年も飲んでOKらしいです。決して、飲んで……このようなことはないと思います。あしからず……)

「……ね、悲しい……慰めて?ね……」

……やばい……です。試されています……。

罠?どうする……連歌?

「小鹿……あの、……ん……」

柔らかい唇が重なり、柔らかい舌が……俺の唇を舐める。

「……っ……小鹿……。」

ベッドに押し倒し、覆いかぶさる。ベッドからも、小鹿の匂いがする。

はぁ、はぁ……

我慢が、出来ない……。ボタンを外し、胸元に触れ……キスをした。俺のだ……

赤い印。白い肌に、俺がつけた……俺のだ……。

「小鹿……」

「くぅ~~。」

……。え……?

この状態で、寝たの?俺……どうしたら……?

「……連歌……待って……ね……?」と、可愛い寝顔で笑みを浮かべた小鹿。

……え?その寝言で、終わり??

思わず俺も、笑みがこぼれる。

しょうがありません。もう少し待ちます。

悪魔が微笑んだ夜。君は覚えていない夜のこと……。


おまけです♪改めて、読み直すと……この部分て、欠けてますよね?

ま、連歌も微笑むんですが……ここでは、小鹿の内面が微笑んだって事で!

この時には、小鹿の片隅?かな……連歌の存在が大きくなってたのでしょう。

次の日の朝には、名前を自然に呼ぶようになってますし♪

はぁ……すっきりした!!






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