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プロローグ
「今年の夏」は高校時代文芸部に所属していた時の作品です。
また初めて文化祭で出したものです。
当時は未熟な点が多く、読み返すたびに何か違う形で書き直したいと思いました。
その時「小説家になろう」というサイトを見つけました。
まだまだ成長中なので温かい目で見守って下さい。
この作品のテーマは「淡い初恋」です。
テーマに即してなくても自分では思っています。
今年の夏、僕はある少女と出会った。
今までは、夏休みの前半は塾の夏期講習で過ぎていき、後半は大量に出された学校の宿題を仕上げるのが恒例だった。
まず女子と遊ぶということはなかった。
基本同級生の男子だけ。
他には趣味に打ち込むぐらい。
僕は世間でいう「草食男子」というものだ。
幼なじみに指摘されて気がついた。
実際、趣味は料理、お菓子作り、そしてピアノ。
こんなのだから女子にモテそうなものかと思われるが、現実は甘くない。
だから青春だの、甘酸っぱい恋というのに縁遠い。
僕は少女との出会いで、一味違った夏休みを送った。
わずか2週間だったけど。
8月の中旬、出会いは川辺りからはじまる。




