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ソラリスの銀狼  作者: 夕火
第一章 祝福と呪詛
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1話 落日の邂逅

「こんな所あったんだな」


 私は午後の空いた時間に、キャンパス内の植物園を訪れていた。最近は夜勤のバイトもしていて、ここ数日寝不足が続いていた。どこか仮眠できる場所はないかと広いキャンパス内を散策していたら、偶然にも植物園を発見した。


「新しく農学部が出来たからか」


 先日、在籍する大学に農学部が新設され、それに伴い植物園が建てられたことを思い出した。園内の道は舗装されており、所々にベンチも設置されていた。私は園の入り口から一番遠い場所まで歩いた。入り口付近での仮眠は人の往来もあり、落ち着いて寝られないと考えたからだ。


「こっちか?」


 "静かな丘"と書かれた看板を頼りに足を進めると、そこにはなだらかに隆起した地面と芝生が広がっていた。その場所は、まるで世界から切り離されたかのような神秘的かつ穏やかで独立した空間だった。


 「ここで一眠りするか」


 私は、一時間で起きられるよう携帯にアラームをかけて、丘に仰向けの体勢で目を閉じた。目を閉じてもいささか眩しく、空模様は今が梅雨とは思えないほどの快晴だった。

 


ボォォォォォ...............パチッ!.......パチパチッ!!............ドォォォォォォン......


 何だか外が騒がしい。祭りでもやっているのか?


 そもそも今何時だ?目を瞑った状態でも分かるくらい外は明るかったはずだが。何故か煙の匂いがする。


 私は目を閉じながら外の様子を分析していたら、急に頭部に激痛が走った。


「痛った!!!」


 痛みとともに私は飛び起きた。


「何だコレは、、、」


 私は目の前の光景が、眠りについた場所である植物園の一区画だとは到底思えなかった。辺りは既に日が落ちていて真っ暗だったが、足元まで見えないほど暗くは無かった。自分の周りを観察すると、そこには崩れた石壁があり、少し離れた場所からパチパチという木の水分が弾けたような音が聞こえる。辺りは熱気に満ちていて、何かが焦げているような匂いもした。

 周囲の状況を必死に把握しようとしている最中、何かが私にぶつかってきた。

 

「うわっ!? な、何だ!?!!?」


 暗闇から突然子どもが飛び出して来て、私の腰に抱きついて来た。周りの異様な光景に目を取られていたせいで、目の前にいる子どもの事など気付きもしなかった。


「dlg ihetrgnv llu ysoa o'oitei!!!!!」


 その子どもは私に抱きつきながら声の限りに泣いている。何か言っているが、声がこもっていてよく分からなかった。

 この子は恐らく迷子だろう。迷子であれば交番に向かうか、親を探さなくてはならない。このご時世、誘拐と間違われては非常に困る。近くの交番の場所を携帯で調べようとした時、重大な事に気が付いた。


「携帯が無い...それに何だこの服...」


 かつてポケットが合った辺りをまさぐっても、ただ麻で出来たような布を撫でるだけだった。私はボロ切れの服とハーフパンツを履いていて、それ以外は何も身に付けていなかった。


「どうなってるんだ...」


 私はこれまでの人生で経験したことのない、激しい混乱と恐怖に襲われていた。それは幼い頃、理由も告げられず突然施設に預けられた事や、一人暮らしの時に泥棒と鉢合わせた事とは比べ物にならないほど、理不尽で支離滅裂な状況だった。


 脳をフル回転させて、どうにか自分の置かれた状況を整理しようとしていたとき、不意に腰のあたりに湿り気を感じた。一瞬なぜかと疑問に思ったが、すぐに子どもが抱きついてきた時にその子の涙で濡れてしまったのだと気づいた。この子は今も、私の腰にしがみついたまま、決して離れまいと細い腕に力を込めている。最初は暗闇に目が慣れず、姿もろくに見えなかったが、徐々に視界が開け、周囲の様子が鮮明になってきた。だが、見知らぬ子どもにしがみつかれたままでは、身動きが取れない。しかし、そんな状況ではあっても、手だけは自由に動かせた。

 私は、泣いている子どもを宥めようとその子の頭を撫でようとしたら、普通の子どもの頭とは違う感触を手に感じた。

 

「これは?」


 それはオオカミの耳のようにも見えた。目の前のソレが何なのか確かめようと、私はもう一度獣の耳らしきそれを触った。その時、これは本物の耳だと私は確信した。なぜならその耳も腰に感じる子どもの体温と同様に、温かかったからだ。


 私は断腸の思いで、その子の肩に手をかけ、そっと、自分から引き剥がした。その子は驚いたようにキョトンとした目で私を見上げていたが、抵抗はしなかった。その子と距離を取った事で、身体が自由になった。腰に感じていた重みと湿り気が消え、代わりに妙な罪悪感が残った。

 改めて目の前の子どもを見ると、体格や雰囲気からして、どうやら女の子のようだ。頭にはオオカミを思わせる耳がぴんと立ち、お尻の上あたりから生えた尻尾と思しき毛の束が揺れている。狼少女の髪は炎の微かな明かりに照らされ、まるで宝石のように煌めいていた。

 身長は私よりおよそ十センチほど低く、身体の線も細い。けれども、どこか野生的な印象があった。

 ふと私は、自分が何か見落としている事に気付いた。

 

「いや、おかしい...」


 狼少女の身長が私より10cm低いのだとしたら、少女は丁度160cmくらいになる。それなのにこの子はとても幼く、小学校低学年くらいの身長に見えた。

 ここである荒唐無稽な仮説がより真実味を帯びて私の脳内を支配した。


「俺の背が低くなったのか!?」


 ずっと、身体には違和感があった。まるでサイズの合わない服を無理やり着せられているような、思考もうまくまとまらず、自分が幼児退行してしまったのではとさえ思った。

 しかし答えは単純で、世界が広がったのではなく、私の身体が縮んだのだ。


 さっきから頭痛がする。外傷によるものなのか、何か別の要因によるものかは分からないが、とにかく痛い。それに考える事が多過ぎる。この状況を夢の類だと思いたいが、その仮説は即座に棄却された。何故なら、生々しいほど五感が常に刺激されるからである。


 どこからか血と灰の匂いがして、一帯は炎の熱に包まれ、生ぬるい空気が肌にまとわりつく。

 私は原因不明の頭痛に体力を消耗させられて、全身に倦怠感がのしかかっている。暑さのせいか、喉もひどく乾いていた。

 誰がどう見てもこの状況は普通ではない。私は、今すぐこの場を離れなければいけないと思った。

 加えて、この迷子の女の子も無事に親元に帰さなければならない。

 その使命感が、私に冷静さを取り戻させた。


「取り敢えず、ここを離れよう!」


 私は少女の手を取り、今にも崩れそうな瓦礫に囲まれた場所を後にした。


 瓦礫の外に出ると、辺り一面、火の海だった。炎は轟音を上げて燃え盛り、道端には焼け焦げた人の死体が転がっていた。


「人が...死んでる...」


 初めて死体を見た。焼け焦げて黒く炭化していたからそこまでグロテスクではなかったが、少女は私の腕にしがみついて小刻みに震えていた。


 建物の内外の境界線などもう失くなってしまったようだが、私達は瓦礫が散乱していない場所まで歩いた。二人とも裸足で地面を歩いていたので、足の裏には小さな擦り傷がいくつも出来た。そこで私達は、そこかしこに横たわっている死体から使えそうな靴を拝借する事にした。


「グゴアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

突然、空から雷鳴と聞き違えるような生き物の咆哮が聞こえた。空を見上げると、遥か上空を巨大な鳥が飛んでいる。その鳥が私達の頭上を通り過ぎる時、月光と重なり、辺りは一層暗く陰を落とした。

 天を仰ぎながら漸く私は、元居た世界とは違う世界に来てしまったのだと悟った。


 私は現在地を知る為、周辺を散策することにした。周りの損壊の酷い家屋や建築物を見るに、木材や石材をそのまま使用していて、殆ど建材が剥き出しの状態で建てられている。この景色は日本の田舎でも中々見ることは出来ないだろう。日本とはかなり建築様式が違うようだ。


「...違うというか遅れているのか?」

 

 焼け落ちた家々を見ていると、車輪が壊れて傾いている木造の荷馬車を発見した。


 私達は何か使える物はないかと思い、その荷馬車に近づいた。

 荷馬車の荷台には、分厚い書物だけがポツンと置かれていた。その本の表紙には何も書かれていない。


 私がその本を手に取ろうと表紙に触れると、本の表紙と本に触れた手の甲に円形の幾何学模様が赤く浮かび上がった。

 本はその発光と共にその場から消失した。


「何だったんだ、今の」


 私は不可解な現象に戸惑いつつも、引き続き現地調査に専念することにした。


「それにしても、すごい匂いだ...」

 

 次に私達は荷馬車が停まっていた近くの酒場を訪れた。

 酒場の床は壊れた酒樽から漏れた酒で濡れており、酒と煙の匂いが混ざって異臭を放っていた。

 ここは幸いにももらい火することなく、屋根や壁が崩れた程度に留まっている。


 私達は、無人の酒場を物色することにした。酒場では、中くらいの革袋、刃こぼれしたナイフ、干し肉(何の肉かは不明)、葡萄酒などを見つけた。干し肉は袋に詰められるだけ詰めて、短刀は布で包んで袋にしまった。葡萄酒は近くにあった金属製の容器に入れ換えて、それを腰から提げた。少女は私が何をしているのかよく分からない様子で終始キョトンとしていた。

 

 酒場での現地調達を終え、舗装されていない通りを歩いていると、一際燃え盛る火柱が目に入った。物珍しさから一目見ようとその火元へ近づくと、今まさに燃え続けている木製の壁や柱の中に人の子どもくらい大きな黒い卵が鎮座していた。


 その卵に近づこうとした瞬間、建物の二階部分の床下が崩落し、燃え移った床板が頭上から降ってきた。私は即座に少女を抱きかかえて通りへ走った。


「危うく下敷きになるところだった」


 ピシッ! ピシピシッ!


 後方から軋むような音が聞こえた。すかさず後ろを振り返ると、炎に照らされた黒い卵にヒビが入っているのが見えた。


「まさか...孵化するのか?」


 パリパリと音を立てて卵の殻が内側から崩れる。パチパチという音と共に燃え盛る火の陰から、赤黒いトカゲが割れた殻から顔を出した。


「ピュキィィィィーーーーーーン!!!!!!!」


 生まれたばかりのそのトカゲは超音波に匹敵する高音の産声を上げた。私達はその咆哮に耐えきれず両手で耳を塞ぎ、その場に蹲った。


 

「頭が...割れそうだ!」

 

 トカゲはひとしきり鳴いた後、ぎこちない足取りで、のそのそと私たちに向かって歩み寄ってきた。


「熱っ!!!」


 私は近づいてきたトカゲを撫でようとそのゴツゴツとした硬い頭にそっと手を触れると、トカゲの身体は熱された鉄板を思わせるほど熱く、数秒も触れていられなかった。それと同時に先ほど忽然と姿を消した書物が、空中に再び現れた。無地だったはずのページが勝手にめくられ、見開きに何かが描かれていく。滲むように現れたのは、ひとつの手の形と、揺らめく炎を象ったピクトグラムだった。


「え!? 本が出てきた!! ...もしかして火傷を教えてくれたのか?」



 バサッ!!バサバサッ!!!!




 ドォォォォォォン!!!!!!!!


 トカゲが産声を上げて数分後、まるでその産声に呼応するかのように、巨大な竜が空を裂いて現れた。

 その巨体が地に降り立った瞬間、大地が揺れ、嵐のような突風が辺りを巻き込んだ。


「これが...本物のドラゴン...!!」

 

 私は次から次へと押し寄せる情報の波に流されまいと思考を巡らせ続けた。もしかしたら、ここで今まさに巨竜に殺されるかもしれない。

 私は最悪の事態も想定しながら、トカゲにゆっくりと近づいた。トカゲは巨竜の派手な登場で地面に蹲っている。私は硬い土を必死に手で掘って、手の平を覆うようにその掘った土を掬った。私は土の付いた両手でトカゲを持ち上げ、巨竜の前にそっと置いた。


「...親の元へお帰り」


 トカゲは状況を解していないのかピーピーと鳴きながら、巨竜に背を向けて再び私達に近づこうとしている。一部始終を見ていた巨竜は幼竜を両手で土ごと掬い上げた。


 その様子を私はただ茫然と見ていた。狼少女は、竜が現れてからというもの、ずっと自分のふさふさとした尻尾を足のあいだに挟み込み、震えるように私の背中に顔を埋めている。

 その細い腕が私の服をぎゅっと掴むたびに、彼女の不安がこちらにも伝わってくるようだった。

 

 ベリッ!!!

 

 巨竜はおもむろに、自らの翼の鱗を一枚剥ぎ取って、それを私の目の前の地面に突き刺した。

 その鱗は、およそ四十センチ四方もあり、金属のような光沢を放っている。

 そして竜は、重々しく首を垂れると、その巨大な顔を私に近づけ、じっとこちらを見据えたまま、ゆっくりと瞼を閉じた。


 私はその一連の動作を、竜なりの感謝の表現なのだと、そう解釈した。


「...ありがとうございます」


何についての感謝なのか分からないが、この場ではそう言うことしかできなかった。

 巨竜は私の謝辞を聞き終えると、小さなトカゲを両手で包みながら再び地響きと突風を掻き立てながら遥か上空へと飛び去って行った。

 その間狼少女は、終始私の背中に抱きついて震えていた。


「もう大丈夫だよ」


 私達は、死の恐怖から解放されたことに酷く安堵し、その場にへたり込んだ。


グゥゥゥゥゥゥゥゥ 


 二人は思い出したかのように喉の渇きと空腹感に襲われた。


「取り敢えずこれを食べようか」


 私は袋から干し肉を取り出し、狼少女に手渡そうとした。すると狼少女は、雛が親鳥からご飯を貰う時のように口を開けて食べさせてもらえるのをじっと待っていた。

 私は戸惑いながらも少女の口に干し肉を運んだ。


「君は、甘えん坊さんなんだね」


 狼少女は美味しそうに干し肉をもぐもぐと食べた。


「それにしてもコレどうしよう」


 目の前に突き刺さっている竜の鱗に触れると、さきほど生まれたばかりのトカゲに触れた時と同じく、その表面は常に熱された鉄板のように熱かった。

 熱さを感じた刹那、再び本が空中に出現し、本には鱗の絵と未知の文字列が表示されていった。


 全ての文字の表示が終わると、本は勝手に閉じられ、瞬く間にその場から消失した。


「本は何に反応してるんだろう...」


 鱗は持つ部分を土で固め、引きずって運ぶことにした。本が何を呼び水として出現するのかは分からないが、今は飲み水を探すことの方が先決だ。 


「これじゃ、水は飲めなさそうだ」

 

 少し歩いた場所に井戸を発見したが、瓦礫で埋もれて使えなくなっていた。


 流石に脱水で倒れては元も子もないので、腰に提げていた葡萄酒を少しだけ飲んで喉を潤すことにした。


 葡萄酒を少し飲むと、再び本が出現した。今度は酒樽と上気した人の顔の絵と未知の言語で書かれた文字列が表示された。せめて日本語訳されていたら読めるのに、と私は思った。


 

තත්ත්වය: විෂ

වර්ගය: මත්වීම


状態: どk

වර්ගය: මත්වීම


状態:毒

種類:酩酊



 すると、本の中の未知の言語が一文字ずつ日本語訳に変換されていった。


「!?...凄い。まるで魔法の本だ。じゃあ二言語表記もできる?」


 すると本の文章がこの世界の特定の言語と日本語の二言語表記となった。



状態:毒

තත්ත්වය: විෂ

種類:酩酊

වර්ගය: මත්වීම




どうやらこの書物には日本語も収録されているようで、音声認識にも対応しているらしい。


 「…なんて便利なんだ。ーーこの本があれば、この世界の言語だって覚えられるかもしれない!」

「w a tiiotn ot!! w a tiiotn ot!!」


 狼少女は、水筒を握る私の腕をぐいぐいと引っ張った。どうやら喉が渇いているらしい。

私は一瞬ためらった。中身は葡萄酒だ。――未成年に酒を飲ませるのは良くない。だが今、この場には葡萄酒を置いて他に飲めるものは無い。

仕方なく、私は水筒の栓を開け、そっと狼少女に差し出した。


「ああ、ごめんね。喉渇いてるよね」


 私は狼少女の口に葡萄酒を少しずつ注いだ。狼少女はゴクゴクと喉を鳴らしながら勢いよく飲んだ。葡萄酒を飲み終えても少女の表情はケロっとしていた。


「君は、意外とお酒強いんだね」


 私達はお酒で喉を潤し、今後の方針を練ることにした。この村に長居すれば誰かがこの村を訪れ、その時に援助を求めることが出来るかもしれないが、見知らぬ現地人が私達に親切である保証は無い。誘拐や殺害といった最悪の事態を考えると、この場所に長く留まるのは得策ではない。


 もう日も暮れて一帯は真っ暗だが、開けた場所なら真夜中でも歩を進められるかもしれない。

 遅かれ早かれ清潔な水を探しにこの村を出るのだから、それが少し早まった、というだけだろう。


 私たちは一先ず、川か湖など真水のある場所を目指して進むことにした。水辺の近くに寝床を構えられたら最高だな、とも思った。

 しかし、地図は手元には無い。ふとここで、神出鬼没の書物の存在に思い至った。


「本出てきて。現在地周辺の地図を出して」


私は駄目元で何も無い空間に語りかけた。


......シュン.......パラパラパラ


すると私の言葉に呼応して本は出現し、現在地の地図を表示し始めた。本の地図には、川らしき線が地図上に示されており、私は山との位置関係からおおよその方角を推測した。


「こっちの方角か」


 村から草原を抜けた先に川があるようだ。森や人里を避けて進みたかったから好都合だ。


「じゃあ...出発しよう」


 私が狼少女の手を握ると、狼少女も強く握り返してきた。


 私達は、燃え尽きて静まり返った集落を抜け出し、川を目指して満月の下を歩き始めた。

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