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人物紹介 ※ネタバレ注意

登場人物の紹介をば。次元連続者たちは近い世界のそっくりな自分と入れ替わって、戸籍を受け継いで潜入するのが基本なので、偽名を使い分けてるようなものですが。ここでは元々の世界の本名を記載。

新聞記者:多耳(たじ) 真理(まり)


キャリアそこそこの若い女性。大手新聞社の政治部門で、多くの政治情勢を記事にして、第一次元での同時多発スキャンダルも丹念に取材した女性記者。勘が鋭くて、一度気づいたことはとことん突き詰めるジャーナリスト気質。一方で思いつめやすい所もあり、女だと思って気安く接してきた相手に、すぐ噛み付いてしまうことも。

編集長はそんな彼女の話も真摯に吟味してくれるため、上司と部下として上手くやっていた。だが、彼女が報告していた匿名リークの手法が悪用され、嘘で丸め込もうとしていたという裏切りを最初は受け止められなかった。

権力の解体で揺れる世界に、オブラートに包んだ真実を発信した後は、革命家とともに次元戦艦で出発、革命家の仲間として、次元連続者との戦いに身を投じていく。

名前は、質問癖から苗字を、真実にこだわることから下の名前を決めました。ちなみに、「たじまり」の文字を、下記の「はざま」と一文字取り変えると、「はじまり」になる。



編集長:(はざま) 次郎(じろう)


気さくな中年男性。多耳真理の上司。多耳真理のいた世界で名前の通り、次男坊として生まれる。上に一人兄弟がいるためか、軽口が達者で他人を乗せやすい。幼少期は年上ぶる兄の横暴も、上手いことかわしていた。次元連続者であると自覚してからは、将軍などの先輩に連れられ、次元戦艦が跋扈するような支配下の世界を見て、自分の力を誇示したい支配願望を抱く。

中年の年になるまで、マスコミで情報を集め、多耳真理からのリーク偽装法を習得し、匿名のリークで火をつけて、権力者たちを失脚させた。しかし、その要領の良さと自己顕示欲があだとなり、多耳真理に感づかれてしまった。海外の政治家と組んだおかげか拳銃まで用意していたが、それも慢心の元となって、革命家に一蹴された。目上と目下では口調が変わっているが、軽口を叩くのは同じである。

名前の由来は、間=間者、次郎=次=つぐ=告げ口である。



革命家:角家(かどや)(みこと)


鬚や髪が伸びていて老けて見えるが、その印象よりは若い男性。次元連続者の一人だが、次元統一に反発し、最初の任務の時点でこれを放棄、脱走して次元連続者の反対勢力となる。ぶっきらぼうな性格で、言葉遣いはそっけなく、服はいつも質素な上下に襤褸切れを纏ったもの。初対面の女性の腕を引っ張りまわして救出しては、誤解されるというようなこともしばしば。しかし、人間一人一人の自由、自主性を重んじる信念の持ち主。同じような信念を世界に問いかけた多耳真理を認め、仲間にした。

次元連続者の征服活動を察知しては、尻尾を出すまでつけ回し、ここぞのタイミングで実力を持って妨害する。これは、戸籍を持った社会人風の次元連続者に対し、いかにも不審者な彼が正面から因縁をつけるのでは明らかに不利だからである。次元連続者からは裏切者認定され、彼本来の次元移動能力は入れ替わる側に拒否されているので使えない。よって鹵獲した次元移動用の次元戦艦を使う。次元連続者の元を脱出したころには駄賃として一機奪っただけだったが、その後追っ手を倒すごとに、鹵獲して数を増やしている。それでも多勢に無勢だが、実力的には次元連続者の中でも警戒されている。初めて征服活動を行う次元連続者を初見殺ししたり、手薄になった支配領を奪還したりしているのだから、なおさらである。

名前の由来は、漢字を全て音読みして並べ替えるとできる「かくめいか」から。



将軍:千堂(せんどう) 伊佐雄(いさお)


30代半ばの男性。間次郎の回収を手配した上官。常に厳しい態度で、間次郎の冗談にも動じない。部下のミスは徹底的に追及し、何がダメだったのか明らかにする。部下が甘えてきても意に介さない。一方で、上官として部下の分も含めた責任を取ろうとする義務感は強い。かつての部下だった角家命も、できれば自分か傘下の者でけりをつけたいと、何度も追っ手を差し向けている。そんな彼も、自分の派閥のトップである総統には絶対服従。作中のとおり、総統に少しでも疑われることさえ嫌う。

十数もの次元の支配に成功しており、次元の間で連合艦隊を作り、指揮する。彼の組織した次元艦隊は、次元を超えて派遣できる戦力として強力であるため、重宝されている。数機ほど角家命に鹵獲されたが、今度の戦いでは、数百機の艦隊で総力戦を仕掛けるつもりである。

名前の由来は千堂=戦闘、または艦隊の数の多さを表現。伊佐雄は、勇ましき雄ながら、総統を補佐する立場にいることから。



総統:???


千堂伊佐雄と間次郎の会話でのみ登場。次元連続者にいくつか存在する派閥の内、一つのトップ。千堂伊佐雄を片腕としている。そのことから、彼は軍事方面を主力とする派閥の長と言える。まだ初心者の間次郎にとっては雲の上の存在だが、千堂伊佐雄が服従するほどの統率力を持つらしい…?


妃:マリーア・ワネット


24歳のアメリカ出身白人女性。ブロンドの長髪にはっきりした目鼻立ち、スタイルもいい美女。化粧も上手く、それによって色々なタイプの顔立ちに化ける。その本質は、蒐集癖と虚栄心と性欲が底なしと言える悪女で、本作のR-15要員の一人。肉食系ならぬ飽食系。とにかく他人を誑し込むのが得意で、大体の男は初対面で落とせる。それでいて、同性から反感を買わない立ち回りも抜かりはない。すべての人間に思い通り愛されたいが故である。彼女は既に数個の次元を征服しているが、次元連続者の中に存在する派閥には属していない。彼女の方から派閥にコンタクトを取ることはあるが、取りつく島もない。彼女が派閥に入り込んだが最後、乗っ取る気であることが明白だからだ。次元連続者が世界を支配する目的についても知っているが、今は欲望の赴くままに征服を繰り返しているのも、派閥に受け入れられない要因か。

名前は、聖女マリアと悪女マリー・アントワネットを組み合わせたというある意味背徳的な由来。ここ最近の研究ではマリー・アントワネットもそれほどの悪女じゃなかったと言われているが、年齢的に妃はその研究が発表される以前の時代に名づけられたに違いない。


孤狼:アジノーチェスト・ヴォルコフ


32歳のロシア人男性。毛深く犬歯が鋭い、野獣のように強靭な肉体を持つ男。他の次元の自分を全て殺し、唯一無二の力を手に入れるために、次元連続者を裏切った。次元連続者を逃げられないように押さえつけ、噛み殺す本作のR-15要員の一人。彼は次元連続者を殺すたびに力がつくのを実感しているから楽しんでいるのであり、決してただのシリアルキラーではない…はず。酒豪であり、37度以上の酒じゃないと納得しない。燃料や消毒にも使える度数の酒を常に持ち歩いている。名前は、孤独を意味するロシア語の「アジノーチェストヴォ」と、狼を意味する「ヴォルコフ」から。


広告塔:金城(きんじょう)福丸(ふくまる)


40代くらいの恰幅のいい男性。見た目は福の神のように福々しく、にこやか。次元を超えて結成された次元経済団体連合の筆頭企業、金城グループ社長にして、派閥の副幹。胡散臭い関西弁でしゃべるが、これは商売道具とのことで、本当に関西人かどうかは不明。片手で無意識にそろばんをはじく癖がある。普段はその特徴的な外見で自社のPRもするが、彼は本当に福を呼ぶらしく、大きな不振もなく企業を成長させてきた。名前は、成金趣味の「金」「城」そして、演技担ぎで「福丸」。


会長:???


金城の電話相手に登場。アメリカ人のナイスミドルらしい。次元経済団体連合を組織して派閥とした会長であり、その経済をコントロールしている。経済資本を基盤とする派閥だが、他の派閥も数十の次元を基盤として自立しているので、他からはただ金持ちなだけとみなされている。構成員が死んでも御覧のノリであるため、ビジネスライク。金城も企業の成績で任命されただけで、業績が落ちれば当然交代となる。


測量士:星海(ほしみ)衛人(えいと)


18歳の青年。身だしなみには気を使っているが、その割には常に目元を覆うスコープを装着している。空間認識能力に優れ、目測や地図製作が特に正確。その能力で宇宙進出の際の星図の製作や、宇宙開発技術の発展をもたらし、十数の次元を支配する。超光速の宇宙船を使っていたウラシマ効果によって、余り年もとっていない。

他人との心理的距離感にもうるさく、それで派閥に入れなかったところも。しかし、物事を見極めようとする預言者には共感し、その派閥で副幹としてサポートしていくことを決意する。


預言者:エルハーム・ビント・ムスタクバル


14歳のアラブ系の少女。黒い髪と肌で、人懐っこい。占星術のセンスが尋常ではなく、星図さえあればその世界の未来を占える。また、平行世界の概念を理解していることから、預言を回避する行動をしたらどうなるかと言う、パラレルの未来も占えるので、実質的に百発百中。ただし、予言した未来を変えられないこともあれば、全ての平行世界の未来を占うのに手が回らないこともあり、万能でもない。

それまでは閉鎖的な派閥の大幹部であったために、他の派閥から予言をいまいち信用されなかったが、副幹の口添えや最初の異教の神々の襲来を予言したことから、信ぴょう性を増してきている。

名前は、エルハーム(閃き)とムスタクバル(未来)から。アラブ系の命名法則からすると、ムスタクバルは彼女の父親の名前である。


博士:白瀬(しらせ)百華(ももか)


28歳の女性。全ての学問の情報を共有し、包括的に分析する博物学を専攻とする。それ故にあらゆる知識に精通し、場当たり的に未知の機械を組み立てたり、取り調べも自分でやったりと、天才的。科学発展全般に貢献し、科学者の地位を高めることで、十数の次元を支配した。

専用携帯端末としてモバイルメディエイタ―を自作。劇中のとおり、分析や戦闘の機能を備え、支配者権限として世界中にメッセージを発信するマルチメディアとしても扱える。

彼女が異教の神々との戦いで被害を受けた事実は、その実力を認めていた次元連続者の間に大きく影響した。

名前は「しらせ」→「はくせ」→「はかせ」と、「百華」→「ひゃっか」から。


教授:ジェローム・モーロック


63歳の老紳士。この高齢でも大幹部としてまだ現役である。白瀬博士を教えたこともある教育者。最も優秀な教え子として、卒業の時から副幹の地位を約束していた。

普段は紳士的だが、数十の次元を教育によって改革し、必要なことを全て叩き込んできた辣腕でもある。


物語が進むにつれ、未判明の追加情報も書いていくかもしれません。

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