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異世界姫滞在記  作者: いぬがさき
第3章 時間は動き出す

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戦闘終結

凄惨な戦場であった。


アスファルトの至るところに爆撃を受けたかのようなクレーターがあり、石畳はひび割れ、または剥がれ、辺りの草木は斬り倒されている。

信じられない事に、それらの惨状を作り出したのは、たった2人の人間であった。

その当事者であるアリスとシュードイラ、異世界の王族と貴族は周囲を灰塵に帰す勢いで激しく斬り結ぶ。


激戦は治まる様子を一切見せず、むしろ時間を追うごとに、より一層苛烈さを増していく。

優太とリュウヤの戦いが始まってからも、そちらに一切目を向ける事なく、アリス達は自分達の戦いに集中する。

アリスは優太の勝利と無事を信じているから。

シュードイラはリュウヤ達がどうなろうと興味がないから。


それぞれ真逆の理由もあるが、共通の理由もあって顔を背けない。

いや、背けられなかった。

その理由はお互いの得物にある。


「チッ!中途半端に見づれえんだよ!」


アリスの鋭い斬撃を戦斧で受け止めたシュードイラは苛立ち、悪態を付く。

アリスの剣の刃は限りなく透明に近く、目を凝らせば何とか見える程度である。

戦いの最中、ましてや激昂しているシュードイラにそんな余裕があるはずもなく、結果、彼女の剣筋をらし、時に打ち合ってさばくので手一杯となり、攻勢に出れずにいた。


しかし、それはアリスも同じであった。

初撃である頭頂部への振り降ろし。

剣筋が逸れたのは初の実戦で緊張したからだと思っていた。

だが、実際はそうではなかった。


違和感を持ち始めたのは、再びチャンスが訪れ、横薙ぎを振るった時である。

直前の打ち合いでシュードイラの両腕ごと戦斧を打ち上げた事により、彼の胴は無防備になっていた。

シュードイラはアリスの剣を柄で受け止めようと斧を直下に下ろそうとするが、アリスの方が若干速く胴に到達するであろう、絶妙なタイミングであった。

初撃の失敗を繰り返さぬよう、逸る気持ちを無理矢理抑えて、冷静に相手の柄が届ききらない位置を薙いだはずであった。


(っ!)


突然、手の中で柄が動いた気がした。

上へ大きく引っ張られる感触が一瞬だけあり、アリスの手元が僅かに狂う。

その僅かが致命的となり、彼女が狙っていた箇所から上に逸れ、その鋭い一閃は、本来なら間に合わないはずであった戦斧の柄に止められてしまった。

また、ある時は、剣が押し返される感覚に襲われ剣速が鈍り、本来であれば止められないタイミングで放った斬り上げが易々と止められた。


つまり。


何合か打ち合う間に度々そのような現象に見舞われ、決め手をことごとく防がれたアリスはシュードイラの魔法、もしくは聖約武器の能力だと確信する。

重力か大気か、念力サイコキネシスか、または別の何かか。

何の魔法か能力か現時点では不明であり、解析に思考を割こうにも、少しでも隙をみせれば即切り崩される程に戦闘が激化している為、対策が取れず決まり手がないままである。

剣を斧を縦横無尽に振り、相手の攻撃を避け、あるいは己の武器で受け止め、2人は周囲を瓦礫の山に変えながら斬り結ぶ。


そんな中。


序盤こそ互いに拮抗していたが、徐々にアリスが劣勢に立たされ始める。

シュードイラがアリスの剣に慣れ始めたのだ。

微かに見える剣先にも慣れてきた彼は、保険として斧を構えてたとはいえ、剣先がギリギリ届かない位置で避ける事に成功し、その間合いを記憶に焼き付けた。


(所詮はもどき、剣も中途半端だな!)


シュードイラはほくそ笑む。

見えない刀身だとしても間合いさえ分かれば恐れるに足らず。

これを境にシュードイラは攻勢に回った。

透明の剣に慣れ、間合いを把握した事で優勢となったシュードイラは気が大きくなり、ここが決め手とばかりに、今まで解析・対策される事を危惧して小出しにしていた能力を大胆に使用する。


そして、戦況は動いた。

打ち合いの最中、自身の剣の間合いを把握されつつある事に気付いたアリスは、体勢を立て直す為に一旦距離を取ろうと、後ろへ後退した時である。


「逃がすかよ!」


「っ!」


半歩ほど後退したところで、シュードイラの声に呼応するかのように、突然、剣が今まで以上に手元で動いた。

剣は持ち手のアリスごと本来の目的とは逆方向のシュードイラの方へ力強く引き寄せられる。


(いや、これは・・・!?)


そこでアリスは気付く。

剣の引き寄せられる先が、若干シュードイラの中心からズレているのだ。

剣はアリスから見て左、シュードイラ側からは右にズレている。

そして、そのズレた方向、右手にあるのは彼の戦斧。

剣は引き寄せられるまま、斧と強制的に打ち合った。


「磁力じゃなっ!」


剣が手元で動き決定打が逸れたり、押し返される力を感じたりと、今までの現象を瞬間的に振り返ったアリスはそう確信した。

また、彼本体でなく、聖約武器に引き寄せられている事から、その武器の能力だと判断する。


「御名答!だがなあ!」


しかし、今は打ち合いの最中。

その一瞬の思考が命取りとなった。

アリスの足捌きがほんの一瞬遅れ、僅かに隙が生じてしまったのである。

そこをシュードイラに突け込まれ、足を絡めとられて引き倒されてしまった。


「ぐっ!?」


アリスはすぐに起き上がろうとするが、背中を踏みつけられ、再び地面に沈む。

剣も、シュードイラが真上に振りかぶって構えた戦斧の反発力により地面に縫い付けられた。


「アリス!」


「あ?そういやお前いたんだったな。動くなよ?こいつを殺すぞ?」


優太は彼女の危機的状況に耐えられず、安全圏から駆け寄ろうとするが、シュードイラの言葉により、その場に押し留められた。


「まあ、来たところで無力なお前にできる事なんて何もないけどなあ」


状況から勝利を確信しているシュードイラは優太を嘲笑う。


「うるさい!その足をどけろ!」


「チッ。雑魚が偉そうに俺に物言うなよ、なあ!」


「がぁっ!?」


「っ!」


気分の良いところに水を差された上に、優太の口調が癇に障ったシュードイラは、腹いせにアリスを踏みつける力を強めた。

苦しさでアリスが思わず唸り、それを聞いた優太は二の足を踏み、口を閉じるしかなかった。


「気分が良い時に邪魔すんじゃねえよ。リュウヤは何して・・・何だ、敗けたのか。使えねえ奴だな。もういい。あいつも用済みだ」


「優太・・・そなたの勝利は信じておったが、無事で何よりじゃ」


アリスは優太の無事を確認し、自身が危機的状況にも関わらず安心して微笑んだ。


「この状況で何他人の心配をしてやがる。お前は敗けたんだよ。チェックメイトだ」


「・・・そのようじゃな」


「分かってるなら大人しくしてろよ。そしたら少しは命が伸びるかもよ」


「・・・」


シュードイラはアリスの顔に敗北の色がなく、また、自分達の勝敗よりも他を気にした為、苛立ちをみせたが、彼女が素直に押し黙った事で勝利を実感し、優越感に浸ると共に苛立ちが霧散した。


「そうそう、それで良いんだ!敗者は敗者らしく地べたに這いつくばって黙っとけ!・・・ん?」


そこまで言ってシュードイラはある事に気付く。


「おいおい、王女もどき。お前はもう敗けたんだからいい加減剣から手を離せよ」


諦めの悪いアリスに対し嘲笑を続ける。


「剣を握っても無駄って事が分かねえぐらい馬鹿なのか?俺様の聖約武器の力で持ち上げられねえくせに。それにお前の中途半端な剣で何ができるんだよ。せいぜい刃を見えにくくするぐらいだろ。」


嘲笑され、馬鹿にされ。

それでも尚、アリスは握った剣を離さない。

彼女はシュードイラの踏みつけに抗いながら小さな声を発する。


「・・・今、剣を離したら終わってしまうのでな・・・」


「あははっ!終わるも何ももう終わってるじゃねえか!どうやら俺様の命令を聞く気がねえらしいな。分かった。罰を与えてやる・・・お前にじゃねえけどなあ!」


シュードイラは離れた場所にいる優太に目を向けて叫ぶ。


「オーディス!」


その声に呼応し、優太の側に巨大な魔方陣が出現する。


ー ゴゴゴゴゴゴォ! ー


直後、地鳴りと共に激しく地面が揺れ、思わず優太は尻餅をついてしまった。

地震は激しさを増し、揺れと連動するかのように陣から巨大な何かが出現する。


「なっ!?」


優太から驚愕の声が漏れる。


現れたのは全長10メートルを超す、陸上で最大の大きさを誇るアフリカゾウよりも巨大な雄牛であった。

その全身は大小様々な岩で覆われており、さながら動く岩山のようである。

城壁さえ易々と崩せそうな2本の雄々しい角は闘牛のように前へと捻れ、見る者全てを威圧する。


突如目前に現れた巨牛オーディスに思考が追い付かず、優太は反射的に固まってしまう。


「所詮は平民、恐怖で動けねえか!そんじゃあそのまま死ね!恨むんなら非力なお前の主人を恨めよ!」


シュードイラは口を歪めて笑い、自分の聖獣つかいまに命令を下す。


「オーディス!その雑魚を踏み潰せ!リュウヤごとなあ!」


「グォオオオオオオオ!」


命令を受諾したとばかりに、気の弱い者ならばそれだけで気絶するような雄叫びを上げたオーディスは、両前足を上げ、そして、鉄槌のように優太達に振り下ろした。


ー ズウウウゥゥゥン! ー


前足が地面に刺さった瞬間、耳をつんざくような重い地響きと揺れが起こる。

瓦礫と化したアスファルトが更に粉砕され、四方八方に地割れが発生し、オーディスを中心に大きなクレーターが出来上がった。

ただ勢い良く前足を振り下ろしただけ。

それだけで爆心地さながらの穴を穿つのは、さすが聖獣の力といったところか。

オーディスが悠然とクレーターから足を引き抜く。

身体どころか魂さえも粉砕されたかのように、穴には何も残っていなかった。

優太達の生存は絶望的である。

その惨状に満足したシュードイラは、絶望したアリスの顔を見ようとしたが、彼女の表情を見た途端、怪訝な顔をした。


「おい、お前の騎士がお前のせいで死んだんだぞ・・・なのに何で絶望して泣いてねえんだよ」


「優太が無事だからじゃ」


「あ?」


「優太は、わらわの騎士は死んでおらぬ」


「何言ってやがる。オーディスから平民が逃げられる訳ねえじゃねえか。絶望し過ぎて頭がイカれちまったのか?」


「わらわには優太の他にも頼もしい友がおってな」


アリスは遠くの一点を見つめて力強く答えた。

その声は自信に満ち溢れており、敗者となり心折れた者が出すものではなかった。


いぶかしんだシュードイラは彼女の視線の先をたどり、そして、驚愕した。


「あいつら!?それに、あれは!」


そこにいたのは魂まで踏み潰されたはずの優太であった。

そして、そこには新たにもう1つの影が加わっていた。

雪の様な純白の毛並で、眼は黄金色。

氷のような透き通った鋭牙を持つ二尾の白狼、雪華狼、リリエッタである。

リリは背中に優太を乗せ、気絶しているリュウヤを口に咥えて悠然と佇む。

まるでアリスを見守るかのように。



ー 遡ること数分前 ー



オーディスの前足が優太達めがけて振り下ろされた瞬間、優太は周り全ての音と動きがスローモーションになったように感じた。

巨槌まえあしが迫りくる中、リュウヤを連れて退避しようとした優太だったが、自分の動きさえスローモーションになっている上に、恐怖のせいか足がうまく動かない。

オーディスの足が眼前まで迫り、もはや逃げられない事を悟った優太は死を覚悟する。

しかし、その時、一陣の風が吹いた。

その風はスローモーションなどお構い無しに、疾風のごとく、優太達の死を否定するかのように、彼らを死の場から連れ去った。

気付いた時には、既にオーディスの足元から離れ、安全圏まで離脱していた。

混乱する頭で状況を確認した優太は、自身が何かの背中に寝そべっている事に気付く。

雪のように白く、極上の絨毯のように柔らかい毛に覆われている聖獣それは、優太に念話を送る。


(ユータ様、御無事でしたか?助けるのが遅くなり、申し訳ございませんでした)


優太達を助けた一陣の風の正体はリリであった。

見れば口にリュウヤを咥えている。

彼女はシュードイラの使い魔の襲撃に備えて姿を消し、全体の戦闘を見守っていたのである。


「リリか!助かったぞ、ありがとう!でも、今はアリスも危ないんだ!俺の事は良いから、早くアリスを助けてくれ!」


優太は感謝すると共に、主人アリスの救援を頼む。


(ユータ様、落ち着いてください。アリス様は大丈夫です。私達の姫様はあのような輩にやられる程弱くはありません。アリス様の勝利を信じて見守って下さいませ)


「でも!」


食い下がる優太に対して、リリはお姉さんのような口調で優しく諭す。


(我が身よりも主人を案ずるのは素敵ですが、主人を信じる事も騎士の大切な要素の1つですよ。それに、何か気付きませんか?)


「え?・・・あ・・・何か、寒い・・・?」


先程まで戦闘の興奮や緊張で気付かなかったが、公園内の温度が急激に下がっているようであった。

どうやら寒さは足元からきているようで、まるで地面全体が氷化したかのように足へと冷気が次々と昇ってくる。


「これって、アリスの魔法か・・・?」


リリは優太の問いには答えず、アリスの方を見守るように向き念話を放つ。


(アリス様、このデカ牛は私達だけで十分ですので、後は御自らの戦いに集中して下さいませ)


アリスの使い魔を目にしたシュードイラは怒りを露にして喚いた。


「雪華狼だと!?何で女王もどきがそんなやつと契約できんだよ!」


聖獣の中でも格があり、彼が契約している破城岩牛、オーディスよりも雪華狼リリの方が高いのである。

自分が王女もどきと蔑んでいた者が、自分より格の高い聖獣と契約しており、その聖獣が自分の聖獣を軽くあしらった。

この事実をシュードイラは許せず、彼のプライドは大いに傷付いた。


そしてーー


その矮小なプライドを守るべく、ついに行動に移る。


「どうせ王族の特権を利用して卑怯な方法で使い魔契約をしたんだろ!そうじゃなけりゃ、お前ごときが雪華狼と契約できる訳がねえよな!やっぱりお前は目障りだ!丁度あいつらも見てることだ、今すぐ首を切り落として殺してやる!兜がない中途半端な鎧で良かったなあ!

白騎士の地で死ねるなんてお前には本望だろ!」


この時、怒りと焦りで本来優位に立っているはずのシュードイラは余裕を見失い、冷静さを欠いているようであった。

対してアリスは命乞いをする訳でもなく、ただ冷ややかに、更に彼の怒りの火に油をそそぐかのように挑発する。


「王族にそのような特権などないし、万が一あったとしても、そなた曰く王女もどきと言われ誰からも認められておらぬわらわが教えられてるはずがなかろう。それよりも、やるなら早くやれば良かろう。それとも王女であるわらわに手をかける事に今更怖じ気づいておるのか?」


「っ!クソがぁああああ!」


アリスの挑発によって、怒りが最高点に達したシュードイラは、怒り以外の感情と思考を手放し、上段に構えた戦斧を彼女の首目掛けて力任せに振り下ろす。


ー グシャ! ー


シュードイラの手元から何かが潰れる音が響き渡った。


「イヒヒヒィ!ざまあみ・・・え?」


興奮で感覚が麻痺しているシュードイラは、その音がアリスの胴と頭を切り離した音だと認識し、勝ち誇った顔で彼女の惨状を確認しようとたがーー


潰れていたのは彼の両手の方であった。


潰れた手元の下には、巨大な氷柱がそびえ立っていた。

戦斧を振り下ろす瞬間までなかった氷柱それが突如地面から突き上がり、全力で振り下ろした手と衝突したのだ。

その衝撃は凄まじく、黄昏色の籠手ごと彼の手をぐちゃぐちゃにえぐった。


「ギャァアアアアアアア!」


自分の手が潰れている事を認識してしまったシュードイラは、その瞬間から地獄のような痛みに襲われた。

抉れた手からは少なくない血がしたたり落ち、もはや武器を握れる状態ではなく、彼は愛斧を手放し、痛みに耐えきれずその場にうずくまった。

彼の手から武器が離れた事で、聖約武器の磁力のうりょくが消滅し、アリスの愛剣は地面から解放された。

同時に、シュードイラの踏みつけから解放されたアリスはすぐさま立ち上がり、うずくまる彼を一瞥すると、有無を言わず迅速に、剣の柄で兜の上から彼の側頭部を強打する。

衝撃は兜を貫通し、シュードイラはその一撃であっけなく昏倒した。


シュードイラの意識が無くなると同時に、橙色の鎧が粒子となって霧散して再び腕輪へと形を変え、彼自身も戦闘前の姿に戻った。

アリスは油断なくシュードイラの様子を探り、彼が気絶している事を確認できたところでようやく一息ついた。

シュードイラの手を止血し、睡眠・拘束の魔法を施したアリスは、無力化された彼に独り言のように呟く。


「戦闘中は迅速に行動するものじゃバカタレめ・・・そなたの命は取らぬ。思えばそなたもある意味腐敗した貴族界の被害者じゃしの。わらわの事を散々もどきと罵り、平民を見下しておるのも幼い頃からの教育が原因であろう。・・・わらわは確かに立派な王女ではないかもしれぬ。じゃが、友達がおる。信頼できる友達がな。その者達はわらわを認め、期待してくれておる。じゃから、わらわは立派な王女を目指し頑張る事ができるのじゃ。そなたも、どうかこの敗北を期に更正し信頼できる友を見つけておくれ。そして、その者達とともに良い貴族を目指してほしい」


アリスの言葉は甘い願いと共に、人知れず風に消えていく。

彼女が緊張を解いて辺りを見回すと、遠くから近付いて来る者達がいる。


優太とリリ、ついでに気絶したリュウヤである。

そこに聖獣オーディスの姿はない。

リリ達がうまくしのぎきったのだろう。

全員の無事を確認したアリスは、更に一息つき、そして安堵の笑顔と共に、優太達へと駆け寄って行った。

こうして、異世界の王侯貴族による短く苛烈な戦いの幕が閉じたのであった。

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