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万年2位だからと勘当された少年、無自覚に無双する【WEB版】  作者: あざね
第32章

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182/211

3.ダン・ファーシードの身に起きたこと。

ここでダンのお話を一つまみ(三話予定


新作はあとがきから。

応援よろしく!










 ――最初に自身の異変に気付いたのは、いつだっただろうか。




「エスカリーテの病状は!? どうなっている!!」

「旦那様、落ち着いて下さい! 熱は出ていますが、命に別状はありません!」




 それはまだ、エスカリーテが生まれて間もない頃のこと。

 クレオの妹は身体が弱く、齢を一つ超えるまでは病との戦いであった。愛娘が熱にうなされるたびに、ファーシード公爵はひどく狼狽える。それがほとんど、日常のようでもあった。

 しかし、その日は何かがおかしかったのだ。

 エスカリーテは今朝まで平穏無事に過ごしていた。

 そのはずなのに、少し目を離した瞬間に高熱を出したのだから。



「おかしい。……どうなっている?」



 治癒術師たちは、万事問題ないと語っていた。

 それでも、ダンの胸の奥には疑念が満ちているのだ。この熱病は、本当にいつものそれなのだろうか、と。あまりにも不自然に思えて仕方がなかった。

 だからダンは、治癒術師のいない間を見計らって愛娘の顔を見に行く。

 そして、その顔を覗き込んだ瞬間だった……。





「く……?」





 ――ひどく、視界が歪んだのは。


 何が起きたかは分からない。

 それでも、自分の身に何かが起きたのは明らかだった。

 しかし具体的に何が変わったかは、分からない。強いて言うなれば、胸の奥の焦燥感といったものが大きくなっていることか。

 されど、愛娘の容態が安定しない現状だ。

 そのように気が立っていても、何らおかしい話ではない。





「気のせい、か……?」





 ダンは眉をひそめて、一つ息をついた。

 心なしか、エスカリーテの寝息も落ち着いたものに変わっているようにも思う。今日のところはひとまず、自分も休むことにしよう。

 そう考えて、彼は自室へと戻った。





 だが、後になって思えば。

 その時こそ、異変の始まりだったのかもしれない。



 


https://ncode.syosetu.com/n3859hx/

もしよければ、下記のリンクより。


以下テンプレ。




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