プロローグ
初めまして、作者の鳳翔雨月です。
本日から『鉄槌の優等生~勉強だけの人生だった彼女は自由に生きる事を決意する~』の投稿始めました、よろしくお願いします!
一先ず区切りとなる話までは毎日更新です。更新の間隔が変わる際はお知らせさせていただきます。
9/5 微修正
派手な赤色とオレンジと色々な何かが飛び散る。その何かが頬に少しだけ降りかかったけど、気にしてはいられない。
怒号と悲鳴、爆発音。
私の常識では考えられない、周囲の状況。
まごう事なき……戦場だった。
剣を振り上げ、私に向かってくる全身鎧。
大振りな振り上げを、恥も外聞もなく横に体を反らして躱す。その風切り音は身がすくむ。
しかし先ほどの攻撃で相手は大きく体勢を崩した。
私は持っていたハンマを相手の頭に――振り下ろす。
(あぁ、こんな事……きっと両親が見たら卒倒するでしょうね)
優秀な両親を思い出し、自然に口元が笑みの形になるのが分かった。
粗末なハンマーが相手の頭に沈み込む瞬間……私は倫理観を超え、理屈を超越し……ただ歓喜した。
ここは……私の居た世界じゃない。
人殺しは悪い事だけど、今この瞬間は必要な事だ。
だって……戦争で敵を倒すのはれっきとした仕事なのだから……。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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