表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バリアントマン  作者: Hide Akira
5/15

━5章━

イエローフィールドの軍が潜水艦が消えた場所からレーダーで移動している物体を発見して、向かっているシアフォールの港にミサイル発射台を数台に兵を待機させていた。


それから夜になり雨が降り出すと「レーダーからロストッ」と兵が無線で報告。


その瞬間、港を叩き潰すかのように何かが落ちてきた。


兵は慌てて銃を打ち、照明を付けると巨大な手が見えた。


中指が上がると先が赤く光り、その光が伸びると周囲は爆発して燃えた。


「退避っ!!」と残った兵は慌てて逃げ出した。


そして手が広がると中心に赤い光の玉が現れた。


逃げる1人の兵が振り返ると大きくなり飛んできた。


一直線にシアフォールの街を破壊して、光の玉が通った場所はマグマのように溶け崩れ、建物や森は壊れ燃えていた。


テレビを見たマーガルはカクバールに電話をした。


「マオウだっ。マオウが来たっ!」


「どういう事だ?」


「マオウがシアフォールを破壊したっ」


「シアフォールを破壊? もう着くから落ち着け、いいな」とラジオを付けた。


「マオウです。手の形をした怪物がシアフォールを破壊しました。上空から見ると港から一直線に何かが通った跡があり、周囲は燃えていますっ。男が言っていたのは本当でした。マオウが、マオウが存在していましたっ! 現在、港の少ない灯りで見るかぎり、マオウに動きはありません・・・・・・」


ラジオを消してスピードを上げた。


マーガルはテレビを見ていた。


「まもなくセンターポイントから総統陛下の記者会見が始まります━━━。あっ、来られました。始まるようです」


「世界の人々に、シアフォールでの事は私も驚いている。信じられないが、残念な事に事実だ。調査へ向かわせた潜水艦も行方不明となってしまった。おそらくは、同じ物によって沈められたのだろう━━━。あの怪物は先程、保護した男に映像で確認してもらったところ、マオウで間違いない事が分かった。それと・・・・・・あのシアフォールのはマオウの一部の手だと聞いた。我々の祖先は、どのようにマオウと戦い倒したのか分からないが5つに分けて封印したらしい。それが何故、復活したのか?他の4つはどうなっているのか?これからどうすれば良いか?について会議し、速やかに行動することを約束する。それまでは各地それぞれのシェルターにて待機をして、できるだけ外出をしないでもらいたい」


「たっ、大変だ━━━。早くしてくれよ、兄さん」とテレビを消すと明かりも付けずにソファーに座っていると体が震えだした。


すると明かりが基地の中に入るとドアを叩く音がした。


「マーガルッ、オレだッ。おいっ! いるのかっ?」


ドアがゆっくりと開くと、痩せた体に短い金髪の頭をした男が泣きながら立っていた。


「遅くなって悪かったな」とマーガルを抱きしめた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ