━2章━
あれから2年が過ぎた。
ホテルの建設の遅れ、これ以上は何も出ないと判断したカクバールは特別研究室へと発見された物を運び、見つかった通りに配置して研究を続けた。
ある日の昼に壁面部分の中から、いくつもの土の板が重なった四角い物が見つかり、カクバールは「これを、X線で調べてくれっ」と助手に頼んだ。
そして助手が戻ってくると「おそらく、文字が中に描いてあります」とカクバールに返した。
「ありがとう。これが見つかった周囲を調べてみてくれ。私は、これの中を調べるから1人にしてくれ」と言って様々な機械と道具のある研究室へと入って行った。
そして丁寧に削ったりなどの作業を進めて3枚目で文字が書いてある部分を見つけた。
更に2枚削ると直径5cmほどの琥珀の塊が見つかり、取り出して見ると何か石のような物が入っているのが見えた。
更に削って最後の1枚には、2本の角が生えた頭らしき絵と六角形に太陽?、花?、なのか何か光る物が描いてある。
その他は壁面にも描かれていた、筒のような大きな物を運ぶ様子の絵も描いてあった。
「これは━━━。もしかして、これか?」と琥珀を照明に照らして見た。
「・・・・・・六角形だ。この入ってる物の事で光ってるのは琥珀の事か? よしっ」と琥珀を丁寧に削って見ると、六角形で赤黒い宝石のように輝く少し薄い板状の物が取れた。
それの表面を少し削り、顕微鏡を覗くと「これは!?・・・・・・石では無い。鱗?、まさか皮膚なのか? おそらく生物の一部だ━━━」と眼鏡を外し両目を押さえると「━━━凄いぞ、これは、凄い物を見つけた」と目から涙が流れた。




