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エレミットガーデン 和国編 再訪 閑話 イリーナの料理教室

開店前の話が思ったより長くなったので、一旦区切ろうと思います。

次からは二日目の開店後の話をやっていきますね。

開店前にネベッカが狼耳の母娘を連れてきました。

スズカ「まだ開店前なのにもうお客さんを連れてきたの?」

ネベッカ「そうなんだけど、ヤイコが娘のシュレにムースを使った料理を教えて欲しいと頼まれてね、ここなら色々あるかなとおもって。」

ふわり「まあ確かにここなら色んなパンもあるしレシピとかも出せるけど、開店前だから忙しいのよね。」

トウカ「そうだ、イリーナが、二人に、ムースを、使った、レシピを、教えれば、良い。」

イリーナ「私ですか?まだ見習いの私が他の人に教えるなんて…。」


メディ「真面目に学んできたイリーナなら大丈夫よ、それに人に教えるのも良い経験になるわよ。」

シュンカ「当たり前だけど人に教えるにはまず自分が理解していないといけないからね、それに人に教えていくうちに、物事を整理してより明確になっていくからね、実際人に教える方が覚えが良くなると言う研究結果が出ていると、とある本で読んだことがあるわ。」

イリーナ「分かりました、では私がムースを使った料理を教えますね…でも何を教えたら良いのでしょうか?」

ふわり「それなら色々材料揃ってるし、ムースケーキなんてどう?」

イリーナ「ムースケーキですか、分かりましたでもムースケーキは時間が掛かりませんか?」

トウカ「ムースを、固めるのにも、時間が、掛かるから、それは、仕方ない、かも、レシピだけ、おしえる?」

ティム「途中から聞いてたけど、それなら私が時間を短縮するわよ。」

ふわり「なんか3分クッキングみたいな展開になりそう…。」


イリーナ「では今が旬の柿を使ったムースケーキを作ります、少し難しいかもしれないし、私もまだまだ未熟だから至らないところがあるとおもいますが。」

シュレ「よろしくお願いします。」

ヤイコ「大変そうな所はお母さんがフォローするからね。」


イリーナ「ではまずは土台の抹茶のビスキュイから作ります、アーモンドの粉末と同量の粉糖、繋ぎの薄力粉、それと風味付けの抹茶をふるいにかけて、ボウルに入れたあと、卵を入れて3分ほど混ぜます混ぜます。」

シュレ「こんな感じかな、なんか色が変わってきてもったりしてきたかも。」

イリーナ「もったりしてきたらそこで一旦止めて、次はメレンゲを作っていきましょう。」

ヤイコ「メレンゲは力がいる仕事だから私がやるわね。」

シュレ「ありがとうお母さん。」

イリーナ「卵白に砂糖を少しずつ混ぜながらしっかり泡立てていきます。」

ヤイコ「角がたってきたしこれぐらいで良さそうね。」


イリーナ「そうですね、そんな感じで大丈夫です、そしたらさっき作った抹茶生地とメレンゲを一緒にしてさっくり混ぜます。」

シュレ「軽く混ぜるだけなら私やりたい、えっとこんな感じかな。」

イリーナ「そうですね後は油を加えて艶が出るまで混ぜたら生地は完成です。」

シュレ「結構大変ですね。」

ヤイコ「でもまだ、ムースも作ってないから序盤だと思うわ。」

イリーナ「後は生地を紙を敷いた型に流し入れてならした後、210度のオーブンで15分焼きます。」

シュレ「均等に流し入れて表面をならすかんじかな、後は15分と。」

ティム「では早速アクセラレーション…焼き上げて型からはずし冷ましたのがこちらになります。」

ふわり「本当に3分クッキングのノリね…。」


イリーナ「土台の生地が出来たら、丸くくりぬきます、残った切れ端で別の料理を作っても良いですね、まあ今回は味見も予て食べましょうか。」

シュレ「ふわふわで甘くて美味しい。」

ヤイコ「抹茶の風味と苦味がアクセントになってるわね。」

イリーナ「抹茶と砂糖を湯に溶かしてシロップを作って生地に塗っていきます。」

シュレ「これは簡単♪」


イリーナ「次はメインと言っても良い柿のムースを作っていきます、良く熟した柿二つの皮をむき潰してピュレにします。」

シュレ「少し大変だけど柿が柔らかいから潰してピュレ作るのは出来るかも、こんな感じかな。」

イリーナ「そうですねそんな感じで大丈夫です、そしたら生クリームに砂糖を加えてホイップクリームを作ります。」

シュレ「この辺りはいつものムースの作り方に似てるから簡単ねこんなかんじかな。」

イリーナ「そうですね、後は柿のピュレと生クリーム、ゼラチンを混ぜて、最初に作ったビスキュイの上に流し込みます。」

シュレ「えっとこんなかんじかな、後は冷やして固める感じかな?」

イリーナ「そうですね固めた後も行程はありますが、ムース部分に関しては固めれば良いですよ、表面が固まれば良いからそこまではかからないかな。」

ティム「では早速アクセラレーション。」


イリーナ「一番上に良く熟した柿一つを先程みたいに潰してピュレにして、ゼラチンを混ぜて柿ゼリーを作ってムースの上に流し込みます。」

シュレ「ムースより手順が少ないからすぐできるわね。」

イリーナ「そしたらまた冷やし固めます、今度はしっかり冷やし固める必要があるので、出来れば一晩冷やした方が良いわね。」

ティム「と言うわけで、アクセラレーション。」


イリーナ「後は型からムースを外して、切った柿とココナッツの粉末、ローズマリーを飾れば完成になります。」

シュレ「外側に飾る感じでトッピングする感じかな、これで良いかな?」

イリーナ「そうですね、そんな感じです、綺麗に出来ましたね。」

シュンカ「三段に~なって~いて~とても~美味しそうね~。」

シュレ「大変だけど楽しかったです。」

ヤイコ「本当にありがとうございました。」

イリーナ「いえ、私も色々復習出来て楽しかったです。」

スズカ「人に教える経験してよかったでしょう?」

イリーナ「はい、とても良い経験になりました。」

イリーナの出番が少なかったのと、シュレの追加が最近だったので開店前に料理教室の話を入れてみました。

そしたら思ったより長くなったので一度区切ってみました。


ちなみにシュレの母親のヤイコは、卵のポーランド語です。

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