一五七日目 無知の知ということ
5ヶ月もすれば、少しは現実の一部、氷山の一角程度はが見えるようになっていきます。開始当初に軽々しくいった目標を達成するのが、どんなに大変なのか。
無知の知といいましょうか。
自分は全て知っているとばかり思っていました。どこか誰かを見下していたようにすら思います。自分が執筆している、という行為を大きく捉えてしまい、自分の権威として振りかざそうとしていた節がありました。
少し創作論を読んだだけで、全てを知っているように勘違いしていました。
それだけでは全く足りていないと知らずに。
何も知れていないんです。今の状態で、結果を出したといってよいのかはわかりません。それでも、自分が強く主張できるのは、「前よりも先に進めた」という事実だけです。
浅はかな思考と結果を晒け出しているのは、あまり格好の良いものではないかもしれません。
それでも、その自覚を持ったうえで書き続けるしかないでしょう。もう今年は終わります。時は止まらず、前に進むだけです。因果応報で、適当にやれば中途半端な結果が残るだけです。
せめて、自分に嘘をつかずに頑張れた、成長できたといえるようにはなりたいものです。




