一〇三日目 "ざまぁ"したい欲求があなたにもある
どうも、まちかぜレオンです。
漫画アプリをダウンロードしたことにより、漫画に触れる機会が増えました。
これまでは、「小説しか勝たん」などと思っていましたが、今ではすっかり漫画肯定派になっています。
食わず嫌いをすると損ですね。
____"ざまぁ"したい欲求があなたにもある
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復讐系・ざまぁ系・力隠している系・優越感に浸れるがどうもウケるようですね。
嫌なあいつを見返す・恥をかかせる・知らせていなかった本当の力で屈服する・特殊な力を手に入れるとか。
これってファンタジーだけの話ではないでしょう。
恋愛ものでも、"可愛い女の子の秘密を僕だけが知っている"という優越感のもとに書かれている作品が溢れています。
なぜこういった作品が流行るのか。
人間の本能や無意識の中にある欲求に訴えかけているのではないでしょうか。
「自分にはそんな欲求があるはずない」という気持ちでこれまでそういった作品を軽蔑していたところもありました。
でも、よく考えてみたら、自分にもそういった欲求ばかりに脳内が満たされているんですよね。
自分の成績が良くて羨ましいといわれると、無意識に相手のことを下に見てしまう、そういった優越感。
嫌な奴がうまくいかなかったり、弱みを知れただけで嬉しくなってしまうなど、多種多様です。
それを人前で出さないように、あまり出さないように心がける方がいいに決まっています。
でも、絶対にこういった汚い気持ちは出てきてしまうものです。
そんな気持ちを、上記のような種類の設定のストーリーが発散させてくれるんです。
ストーリーがどうであれ、快楽を求めることが優先事項であるもの。
小説の楽しみ方は多種多様ですが、無料で読めるWEB小説というのは、短い文字数で各話が紡がれていくわけですから、安易な俺tueee系では即時的に快感を得られるわけです。
小説は虚構であることが多いので、現実逃避になりがちですが、その最終形態が過度な俺tueeeであると考えれば納得がいきました。
俺tueeeが異質なのではなく、あくまで今までの作品の延長線上にあるものだと考えればいいですよね。
あと、今の情勢をみると、厳しい局面に立たされている方が増えてきていて、金銭的にも厳しい中で、そういった無料で読める小説が求められてるのではないでしょうか。
それが書籍になったときに、一冊の本としての面白さが出るかどうかはわからないですが。
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いかがだったでしょうか。
自分は、少し前までは俺tueee反対派でした。
ただ、自作の小説もなんだかんだ俺tueee風なところや、上記した内容をガッツリ組み込んでいたと気づき、「そんな嫌いではないのかも」と考えを改めたんです。
ですので、これからもっと大袈裟に俺tueeeの作品を書くでしょうから、そこはご了承ください。
あ! そういえば恋愛もののタイトルを変えてみました。
急激な伸びを見せなかったので、一回テコを入れた形です。
「僕のツンデレ彼女が一流財閥の令嬢なのはヒミツです〜幼馴染が両思いになったらダメですか?」
→「帰ってきた幼馴染が一流財閥の令嬢になっていたら、付き合えないとでもいうのだろうか〜幼馴染が両思いになったらダメですか?」
試しにこのタイトルで。
近いうちにもう一回微調整を入れたらしばらく固定。
伸び悩んだら元のタイトルに戻すかも。
カクヨム対策でこのタイトルにしているので、なろうで伸びるかは分かりませんが、できる限りを尽くそうと思います!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。




