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男女比1:40の学園生活  作者: 青獅子
高校3年生
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コウハイ①

新キャラです。後輩キャラが出てきました。ちなみに今回はその後輩キャラの視点で書きます。

去年の夏、私・中尾柚穂(なかおゆずほ)は赤坂ガールズの5期生のオーディションに合格し、ついに憧れの赤坂ガールズのメンバーになることができた。私が赤坂ガールズのオーディションを受けるのはこれで2回目。2年前の4期生のオーディションでは惜しくも落選してしまったので、余計に嬉しさが込み上げてきた。




そしてこの春、私は高校生になった。進学した高校は御船(みふね)女子高校。将来、芸能界で活躍できる人材を育てることを目的に、2年前設立された女子校である。ちなみに、私が在籍することになった1年1組の担任は飯原先生という女性の英語教師で、同じ赤坂ガールズの同期メンバーや子役から活躍している女優も在籍している。そして、GW(ゴールデンウィーク)前には箱根へ林間学校に行くことになっている。




「柚穂ちゃん、今日は私と一緒に現場に向かいましょう」



夕方、学校が終わった私は同じ高校の3年生であり、赤坂ガールズ3期生の相川真奈(あいかわまな)さんと一緒に仕事に向かうことになった。私は高校進学を機に親元を離れ、赤坂ガールズの寮に住むことになった。そして、寮の部屋は私が赤坂ガールズに入りたいと思うきっかけとなった真奈さんと隣同士なのだ!




「真奈さーん、今日はこれから2人でグラビアの撮影ですね!」


「そうだね。柚穂ちゃんと2人での撮影、楽しみだわ」




学校からは直接、撮影現場に向かった。撮影現場は都内のスタジオ。現場に着くと早速、私と真奈さんは水着に着替える。




「改めて実物見ますけど、デカいですね・・・」




お互い水着に着替えると、私はふと真奈さんの胸を見た。




「そう?柚穂ちゃんだってスタイル良いじゃん。羨ましいわ・・・」




真奈さんは私に笑顔でこう言った。ヤバい、素敵すぎる・・・




こうしてスタジオに用意された白い背景をバックに撮影が始まった。撮影は順調に進み、2時間ほどで終了。撮影の衣装は、最初に着た水着の他に、制服やメイド服。そして、真奈さんと抱き合うシーンやキス寸前までいくシーンもあった。


撮影が終わると、カメラマンさんから2人のグラビア写真を見るようにと言われた。「これでよかったかな?」とカメラマンさんは言うが、パソコン超しとはいえ、自分が被写体となった写真を見るのはかなり不思議だ。




◇ ◇ ◇




撮影が終わると、真奈さんと食事することになった。向かった先は現場から歩いてすぐの高層ビル。高層ビルに入るとエレベーターがあり、最上階にある高級レストランに入った。この高級レストランは都内でもかなり有名な高級ステーキレストランであり、芸能界や政財界の大物が常連客として通っているとか。でもここ、とても高校生が入るような場所じゃないよ・・・




「好きなの頼んでいいよ。私が全部奢るから」




店員さんに案内された席に着くと、真奈さんは私にこう言ってきた。座った席は、窓側の2人席だった。時計の針は午後8時になろうとしている。東京の夜景が綺麗だ。それに、高層ビルの最上階ということもあって、結構遠くまで見える。でも、こんな高そうなレストランで真奈さんが全部奢るって・・・やっぱり稼いでいる人は違うなぁ・・・




食事はただ、純粋に美味しかった。ニューヨークやパリで修行したというシェフが注文通りに作ってくれる、最高級のステーキ。私が今までで味わったで一番高くて、一番美味しい料理でもあった。




私はふと、こんな最高の料理を味わうことができたから、もう真奈さんには足を向けて寝られないかも。・・・と思った。




◇ ◇ ◇




寮に戻ったのは夜の10時前だった。明日も学校だ。私はすぐさま風呂に入り、これから寝ようとしていた時・・・




「柚穂ちゃん。ちょっと話があるんだけど」




真奈さんがやって来た。私は「ノックくらいしてくださいよ・・・」と言ったが、真奈さんは「ゴメンゴメン」とだけ言った。でも、真奈さんも風呂から上がったばかりなのか、濡れている長い黒髪が綺麗だった。


真奈さんの話は今日奢ったことについてのことだった。私は「ありがとうございました。今度は私が奢りますね」と言ったが、真奈さんは「ううん、奢らなくてもいいよ。柚穂ちゃんに悪いし・・・」と笑顔で言ってきた。そして・・・




「最後にちょっといいですか?私、前から気になっていたことなんですけど、真奈さんと渡辺優斗(わたなべゆうと)先輩は一体、どういう関係なんですか?」




私は真奈さんにこう言うと、真奈さんは一瞬目を点にしたものの、真奈さんと渡辺先輩の関係について言ってきた。




そして、私は真奈さんと渡辺先輩が恋人である関係を知ることになり、ただ泣き崩れるしかできなかった。

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