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男女比1:40の学園生活  作者: 青獅子
高校1年生
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春休み!

結局俺と真奈は別れることにした。真奈もブログで謝罪した。ただ、お互い嫌いになった訳ではないので、良好な関係のまま。そして春休みになるとすぐ、俺は名古屋に戻った。春休みは部活がないので、始業式前日まで名古屋にいるつもりだ。




「お帰り、優斗。お昼はもうできてるからね」




家に帰るや否や、母さんの元気な声が俺の耳に届いた。そして、




「優斗、真奈ちゃんと別れたんでしょ?」




食事中、母さんが俺にその話をふっ掛けてきた。俺は「何で知ってるんだよ!」と言う。それに対して母さんは「母親なんだからそれくらい知ってて当たり前よ」と言ってきた。嘘つけ。つーか、どこから情報を拾ってきたんだよ。結局、この日は1日家にいることにした。






翌日、俺は冬休みに知り合った真奈の中学の同級生である西川優歌(にしかわゆうか)さん・大友綾(おおともあや)さん・長谷川玲香(はせがわれいか)さんと遊びに出かけることにした。3人からは「なんで真奈と別れちゃったの?」という質問が相次いだ。俺は「真奈が忙しくて別れたいって言ったから・・・お互い嫌いになったわけではないから安心して」と言った。そして長谷川さんから「渡辺くん、カッコいいから私も狙おうかな・・・」と言われた。そんなこと言われると俺も顔が赤くなるよ・・・


この日は土曜日。しかも春休みということもあり、街は賑わいを見せている。気温も日に日に暖かくなり、桜ももうすぐ満開を迎える。結局、俺たち4人は昼食を食べ、その後映画を見ることにした。映画の感想は・・・正直、あまり興味が沸かなかった。3人は前々から見たかったようだけど、少女漫画原作のようだし、男の自分からしたらね・・・他の客もほとんど女性だったし。


映画を見終わった俺はそのまま3人の買い物に付き合わされた。さすが年頃の女の子。色々買う。服やら靴やら化粧品やら・・・色々荷物を背負わされた俺に、「男手がいて助かったわ〜」と西川さんが言う。大友さんからは「渡辺くん、荷物色々持たせてごめんね・・・」と言われ、長谷川さんからは「良かったら私のぶんだけでも荷物持とうか?」と言われた。うん、ありがとう。おかげで少しは軽くなったよ。そして帰りの駅。俺は3人から、




「渡辺くんはここが最寄り駅だったよね。私たちはこれからバスに乗るからでここでお別れね。寂しいわ〜」




と言われそのままバスに乗る3人と別れた。3人の乗るバスを見送った俺は、




「あいつらみんな可愛いな・・・」




と小言を漏らしたのは言うまでもない。

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