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男女比1:40の学園生活  作者: 青獅子
高校1年生
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クリスマス!

12月24日、クリスマスイブ当日。俺は朝から母さんと出かけることになった。地下鉄でおよそ30分。目的地に着いた頃には朝の10時を過ぎていた。まだ朝だが、この日は日曜日ということもあってかなりの人混み。そして目的地に着くや否や、母さんが見たかったという映画を鑑賞した。映画の感想はただ良かった、感動した。これに尽きる。そして母さんは感動のあまり泣き出していた。しかも、「優斗、お母さんはこの映画に感動したよ、感動したよ・・・」と何度も言っている。つーか清水、この映画出てたのか。俺にもなんか言ってくれたらよかったのに・・・


映画を見終わってからは昼食を食べる。俺は焼肉定食を、そして母さんは刺身定食を注文した。そしてカップル(つーか夫婦?)に間違えられた・・・母さんが10代で俺を産んだということもあるけど、それ以前に母さんが実年齢よりかなり若く見えるというのもあるだろう。息子である俺から見ても母さんは高校生か大学生くらいに見える気がする。しかも俺の目から見ても美人だと思うからね・・・息子である俺は色々辛いところもある。


昼食後はカラオケ店に入った。俺は2日連続。母さんは夕飯まで4時間くらい歌うつもりでいるらしい。・・・で、俺も結局歌わされた。母さん曰く、「久しぶりに優斗の歌を聞きたかった」とのこと。


夕方になるとそのままレストランに入り、夕食を食べる。この日はクリスマスイブということもあり、クリスマス限定のステーキセットを揃って注文した。そして母さんはワインを注文。しかも、「ワインだけじゃ足りない」という理由でビールも注文していた。


夕食を済ませた時には夜9時になろうとしていた。母さんは顔真っ赤。帰りの地下鉄でも母さんの酒癖の悪さに手間取っていた。帰りの車内では、「優斗、何で私はいっつもフラれるの!」と大声で言っていた。当然周りは騒然。つーか母さんが今、何してるかなんて知らないよ。ましてや男探しなんて。


そして母さんを背中に抱えて帰宅。帰宅後、酔いが冷めた母さんは、「何で私、家にいるの?あっ・・・そういえば夕飯食べて、ワインとビール飲んだのまでは覚えてるけど、その後の記憶が・・・」と言いい、俺には「優斗、お母さん久しぶりに飲んじゃったから・・・うん、なんかごめんね・・・」と言ってきた。そして日付が変わる頃、母さんから「優斗、お母さんから素敵なクリスマスプレゼントがあるの」と言われ、クリスマス用の紙に包まれた少し大きな箱を渡された。紙を破き、箱を開ける。箱の中身は・・・最新型のノートパソコンだった。


俺は「母さん、ありがとう。ありがたく受け取るよ」と言い、母さんは「優斗こそありがとう。優斗はたった一人の息子だからね・・・」とだけ言ってくれた。

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