01*再会
初めまして!柚と言います!!
小説は下手くそで文にするのも上手に出来ませんが見てって下さい!!
良いところ、悪いところそれぞれ教えてくれると嬉しいです^^
私たちはずっと変わらない。
――ずっとだ。
――裏切っちゃ駄目だよ。
――離れていてもな。
「―――――っ!!!!」
その女は眼を見開いて体を起こした。額に手を当てると、汗が出ていたらしく掌は濡れていた。嫌な夢を見た…。陽…。
時計を見ると、5時。まだこんな時間…。女は自分の姿を確認した。乱れたパジャマと髪、肩で息をしている。このままじゃ寝れない。それに、夢の続きを見てしまいそうで怖い…。女は1階へ向かう為、ドアを開けた。
「あらっ。今日は随分と早起きなのね!」
「んー。なんか起きたー」
弁当を作っていた母に適当に答えて女は洗面所へ向かった。
鏡で顔を見ると汗でびっしょりだった。女は急いで顔を水で洗う。両手が止まった。女は顔を両手で覆いながら考えた。
何で思い出しちゃうの…! もう忘れるって3人で決めたのにっ。ああもう…。私の馬鹿…!
「星華ー! せっかく早起きしたんだから早くご飯食べなさーい!」
母の声で我に返った星華は急いで顔を拭いてリビングへと向かった。
橘星華。私立白雪高校1年。16歳。髪型は地毛の茶髪のロング。長所、明るい、人見知りしない、美人、モテる。短所、頭が少し悪い、色々適当。
制服が可愛くて選んだ白雪高校は私立で、塾に行き猛勉強して受かった。本人は気付いていないが、星華が白雪に行くと言って猛勉強した男子、諦める男子が数多くいる。また、中学のうちに告った男子もいるが、あっさりと振られた。
何故なら、星華は一途に想い続ける男子がいるから。
「御馳走様」
星華はサンドイッチを食べ終えて、自室に戻り制服に着替えた。スタンドミラーで皴が無いか確認する。やっぱ、可愛いなぁ。あんな夢を見てもこの制服は可愛いと思える。
季節は夏。衣替えもとっくに終わって、白い半そでシャツになっている。茶、ピンク、白のチェックのプリーツスカート、同じ柄のリボン。あ、そういや今日ちょっと肌寒いとか朝の天気予報で言ってたな…。
ベージュのベストを着、黒のハイソを履いて、スクバを持って洗面所に向かった。
歯磨きをして、乱れた髪をドライヤーで乾かして直した。何時ものおさげの髪型も、気温が低い為、今日は下ろして行くことにした。
「あ。お母さん。私もう行くね!」
「あら。まだ6時よ? 肌寒いし中にいた方が良いわよ」
「え?6時?」
リビングの時計を見ると6時すぎ。
「なぁんだ…。まだまだじゃん」
ヒマだからケータイでもいじってよう…。何時もの癖でメールを確認する。何もなし。
「はあ…」
思わず溜め息を吐いてしまう。星華はケータイを閉じてソファーに座った。
なんか最近つまんないんだよなぁ。普通の毎日で、学校もイベント無いしテストがあるってわけでもない。
でも、昔誰かが言ってた。
「つまらない日が続いたら、何かが起こる前触れなんだよ」
星華はこの言葉を信じてない。だってあの頃は、つまんない日なんて無かった…。
星華は思い出してしまう。4人で笑った日
本当に、あの頃は楽しかった。毎日笑ってて、何時も一緒で、喧嘩もあったけど、それも全部が良い思い出だった。
星華は口を結ぶ。
出来ることなら、
「星華っ!!!」
星華がイラっとしながら母の方を向いた。
「何……」
「大変!時計壊れてたわ!!」
………。其れだけのことで大声出さないでよ…。壊れてても数分ずれてるだけでしょ。全然余裕だし。
「リビングの時計2時間早いのよー! お母さんのケータイの時計8時だもの!!」
うっそ!! え、ちょっともうそんな時間!? ち、遅刻するって!!!
「ヤッバ! 行って来ます!」
星華はローファーを走りながら履いてドアを閉めた。急いで走りながら星華は心の中で愚痴っていた。ああもう! 何で2時間もずれるわけ!? 遅刻して内申下がるじゃん! 唯でさえテストの点数毎回平均以下なのにこれ以上将来の道削りたくないっつーのっ!!
10分ぐらい走ると学校が見えた。やっぱり誰も外にいない。ああ…。みんな教室だ。遅刻確定…あれ?
校門の前に立っている知らない制服を着た男子。
誰……? うちの学校になんか用かな? もしかして誰もいなくて困ってる?
星華は男子の横に歩いて行った。
「あの、白雪高校に何か用ですか?」
星華は横から顔を覗き込んで聞いた。男子は星華を見つめた。
星華は話の続きをするのも忘れて、男子の顔を見つめた。うわ~。イケメンだなぁ…。多分うちの学校の男子よりもずっとかっこいい…。綺麗な二重、長い睫毛、日本人しては高い鼻、芸能人・アイドルのような髪型。
「あっ。そうだっ」
星華は我を取り戻して話を再開する。
「で、白雪高校に何か用ですか?」
「……」
男子は星華の顔を見つめた儘動かない。
「あの? どうかしましたか? かっ顔に何か付いてる???」
星華は後ろを向いて両手で顔をペタペタ触って確認した。
「ぷっ」
星華の背後で笑い声が聞こえた。星華が振り向くと男子が笑っていた。
「なっ何ですか!? 見つめてきたのはそっちでしょ!?」
星華が照れながら文句を言っても男子は笑うのを止めようともしない。
「なっっっ…」
「ストップ」
星華の怒りの爆発を星華の顔面にある男子の右手が止めた。
「悪い悪い。そんな怒んなよ」
星華は怒りを鎮めた。星華が問う前に男子は言った。
「俺、柏葉 愁也っつうんだ。此処の学校に今日転校することになった…ってえ?」
愁也の自己紹介の最中に星華は眼の色を変えて、力が抜けたように地面に座りこんだ。
「どうした!? 大丈夫か?」
愁也は星華の肩に手を乗せる。星華は震えていた。
「…ぁ、……ぇ…?」
星華は小言を言っていた。
「柏葉…愁也……?」
星華は愁也の顔を見上げて訊いた。
「え? うん。俺は柏葉愁也だけど…」
「本当に愁也なの…?」
星華の心臓の鼓動が速くなっていく。嘘…。柏葉愁也…本当に?
「え…いきなり呼び捨て? ま、まぁ、お前の名前教えてくれよ。俺言ったんだし」
「…な…、せい…」
「え?」
星華は声を振り絞って言った。
「…橘星華……」
蝉の鳴き声も、遠く感じた…。
地面のコンクリートの熱さも、全部全部忘れていた…。
唯一つ、星華の脳裏に一人の人が浮かんだ。顔の整った、冷静で大人しくて、でも人を言葉でからかう男子…。
「愁也?」「星華?」
二人の声が重なって、二人は確認した。
私・俺達、3年ぶりに再会したんだ…。
駄文ですみませんm(_ _)m
此処までよんでくれた皆さん、有難う御座います!!
02は年明けになりますかね~
冬休みのうちに終わらせたいと思います!では~ノシ




